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2019-09-30
里山の彼岸花と猫(1)

 もう10月になろうというのに、この気温と湿度の高さは何だろう。10連休最後のお出かけ先は、彼岸花のシーズンを迎えた埼玉県日高市を選んだが、最寄りの所沢アメダスで観測された最高気温は30℃。朝の湿度は85〜90%を維持していた。いつものように西武池袋線の高麗からJR八高線の高麗川まで歩いてみたが、秋らしい爽やかさを感じることはまったくなく、べっとりと肌にまとわりつく湿気がひたすら不快で、日の高くなった9時以降は外にいることすら苦痛になった。涼しければ帰りしなに拝島か西立川にも寄ろうと思っていたが、とてもそんな気にはなれなかった。
 こんな日でも馴染の猫たちと戯れられたのは、いくぶん涼しい朝のうちに散歩をスタートしたから。そのためには朝4時半に起きなければならず、帰りの電車では珍しく寝過ごしそうにもなった。
 逆光の丘に彼岸花の群生と猫。
日高市の猫

日高市の猫

日高市の猫

 最初に現れたのは長毛二毛とキジ白。どちらもお馴染さん。
日高市の猫

 会いに来るのは桜の季節以来。元気にしてたか。
日高市の猫

 民家の敷地には茶トラもいたが、鳴いてばかりいて出てこない。
日高市の猫

日高市の猫

 指の匂いで思い出してもらえるかな。
日高市の猫

 おお! ごろーん。これは嬉しい。
日高市の猫

日高市の猫

 元々こいつはここから400mほど離れた猫民家で暮らしていた(2015年6月の様子)。オスならそれくらい移動することは珍しくないが、400mというのはあくまで直線距離で、あちらとこちらを行き来するには高麗川の道路橋を渡らなければならない。現在あちらで見かけることはまったくないので、完全にヤサを変えたのだと思う。
日高市の猫

 時刻は7:10。日の出時刻が遅くなってきて、この時間でもまだこんなに影が長い。撮影しにくい光だが、日が高くなると蒸し暑くなるし、何よりこの季節は彼岸花目当ての見物客がわんさかやってくる。ちゃっちゃっと写真を撮って、猫を撫でて、可及的速やかに次へ向かわなければならない。
日高市の猫

 ……と思って振り向くと猫がもう1匹いた。
日高市の猫

 あの子も馴染の茶トラ白。桜の季節はいつもモデルになってくれる。
日高市の猫

 今朝もご機嫌の様子。
日高市の猫

日高市の猫

 ……しかしその後、通りかかった散歩の犬に驚いて、自宅の敷地に引っ込んでしまった。
日高市の猫

 おーい。犬もういないんですけどー。
日高市の猫

 長毛二毛はそのくらいのことでは動じない。道路の真ん中を占拠している。
日高市の猫

日高市の猫

 そうこうしているうちに通行人が増えてきて、猫たちの路地は慌ただしくなってきた。俺もそろそろ次行かなきゃ。
日高市の猫

 それじゃまた会うまで元気でね。
日高市の猫

2019-09-29
京王線猫行脚6(明大前→下高井戸)

 駅から駅へ、知らない街で猫を探し回り、最低3匹見つけないと次の区間に進めない猫行脚シリーズ。「真夏にやるもんじゃない」という南武線時代の教訓を生かし、しばらく活動を休止していたが、最近ようやく朝夕涼しくなってきたので再開することにした。今回は京王線猫行脚の6回目となる明大前〜下高井戸。
 代田橋の手前から芦花公園までは、ざっくり言うと線路の南側が世田谷区、北側が杉並区となる。どちらも若いころ住んだ経験があり、当時の猫勘からすると、世田谷区よりも杉並区の方が猫密度が高いように思う。しかし京王線の駅から杉並区へ入るには、広い甲州街道を渡らなければならず、心理的距離感が大きい。特に明大前の辺りは本線が片側2車線、側道2車線に加えて首都高の永福ICまであり、横断できる場所がかなり限られている。しかもその先には明治大学をはじめ寺社仏閣や墓地などなど、広大な施設がいくつも並んでいて、それらを越えて神田川を渡らないと、猫のいそうな住宅街にはたどり着けない。要するに明大前から杉並区へ行くのはとても面倒臭いわけである。
 なので今日の散歩は世田谷区方面の南へと歩を進めた。線路から離れると住居区分が第一種低層住居専用地域になり、私鉄沿線特有の雑然とした街並みは、ゆったりとした豪邸の並ぶ高級住宅街へと姿を変える。高級だからといって猫がいないわけではなく、過去には松濤や麻布の猫に会ったこともあるが、下町に比べるとやはり密度は低い。1匹目を見つけるまでに要した時間は30分と、前途多難を思わせる出だしだった。
 可愛いから疲れは飛んでいくけれども。
世田谷区の猫

 民家の生け垣に隙間があったので、辛うじて撮影できた。
世田谷区の猫

 とある緑道に佇む黒。古い航空写真によると、かつてここは川で、両側には水田が広がっていたようだ。
世田谷区の猫

 尻尾ぴーん。人懐っこい子だ!
世田谷区の猫

 ほら鳴いてるし。
世田谷区の猫

世田谷区の猫

 田んぼが広がっていたなら、この辺りの農家で活躍したネズミ番の末裔かもね。
世田谷区の猫

 「今はネズミを捕ると嫌がられるんだよ」
世田谷区の猫

 人懐っこい黒の次は民家の奥の方で寝ていた黒。この辺りはぼちぼちと。
世田谷区の猫

世田谷区の猫

 こちらは草むらの駐車場で見かけたサバトラ。
世田谷区の猫

 警戒心が強く、近寄る素振りを見せたら逃げてしまった。
世田谷区の猫

 とあるアパートでシャカシャカ中の猫発見。
世田谷区の猫

世田谷区の猫

 地味に避けられて、向かいの民家へ逃げてしまった。最初の二毛から2時間20分、規定数は満たしたものの、今ひとつ冴えない結果だった。
世田谷区の猫

 最後に紹介するのは地元の顔馴染。
府中市の猫

府中市の猫

 こっち方面は中河原駅を利用する時くらいしか通らないので、見かけるのは久しぶりかも。
府中市の猫

 玄関前には三毛3号もいた。
府中市の猫

 せっかく仮の名前を付けたのだから、もう少し頻繁に会いたいなあ。でも同じ距離と時間で分倍河原へ行けるのに、わざわざ中河原を使う理由はないんだよなあ。
府中市の猫

2019-09-28
山あいの子猫たち(日原編)

 今日も散歩には出かけず、妻とともにお昼ご飯を外食して、そのついでにサミットで買い物した以外は家に引きこもって過ごした。現在、ケララカレーと称する本格カレーを作っている最中で、この文章は煮込みの合間を縫って書いている。初めてのメニューであり、今まで嗅いだことのない不思議な香りが家中に漂っている。喉を潤すのは黒松沙士。今宵の我が家はインドと台湾に満ちている。
 買い物の帰り道、近所のバイク屋に立ち寄って、リトルカブの前ブレーキが固着して動かない件を相談してみたが、解決には至らなかった。このままでは再び長い期間放置することになり、いずれまたガソリンが気化して空っぽになってしまう。バイクに乗りたい気持ちが冷めないうちに何とかしなくては。あと先日買ったBCL用の高性能ラジオも、未だにアンテナを繋げていないので、宝の持ち腐れになっている。できれば各部屋に設置してあるテレビ用のアンテナコンセントを流用したく、BCL用のアンテナをその回路に繋げるには、BNCコネクタをF型コネクタに変換する必要がある。さらにラジオのアンテナ端子はM型コネクタなので、壁のアンテナコンセントからM型コネクタへの変換も必要だ。屋根上へのアンテナ設置や屋内配線への接続は、地元の電設業者に依頼するつもりなので、その前に部屋を片付けなければならなかったりもする。これではいつになるか分からない。
 まあそんなことはどうでもいいんだが、今日は予定通り、昨日の奥多摩散歩で遭遇した猫たちの続きを紹介する。散歩の前半は氷川の集落を1時間45分かけて歩き回り、車を止めた奥多摩町役場へ戻ったのは9時ちょうど。予想より天気が良くて気温が高く、これでは猫たちが引っ込んでしまうと思い、少し慌て気味に車を飛ばして、猫集落へたどり着いたのは約20分後のことだった。
奥多摩町の猫

 最初に目に入ってきたのは三毛の母娘。ここも子猫の季節を迎えていたのね。
奥多摩町の猫

 「知らない人が来たー」
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 見晴らしのいい杣道を下りてきたのは大白斑の黒白。この手の毛色って美人に見えるな。
奥多摩町の猫

 ほら美人。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 「鉢割れキジ白だってなかなかのものだと思うぜ」
奥多摩町の猫

 「なに固まってんだよ、早く撮れよ」
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 山間の集落には子猫の甲高い鳴き声がこだましている。さっきの三毛だけでなく、子猫はほかにも何匹かいるようだった。例えば、こちらとか。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 屋根から下りてきたキジトラはもっと小さい。4ヶ月くらいかな。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 母親はこの子かな。3月上旬に来た時、いかにも身重な感じだったので(こちら)、出産が近いだろうとは思っていた。ただ、子猫が生後4ヶ月とすると、5月下旬の出産ということになり、3月であのお腹は大きすぎるような気もする。
奥多摩町の猫

 とはいえ、この子は三毛が母で間違いなさそう。いつも一緒にくっついて、何度もおっぱいをまさぐっていたから。
奥多摩町の猫

 階段の上からも子猫の鳴き声が聞こえてくる。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 足音を忍ばせてついていくと……、
奥多摩町の猫

 ん?
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 おお、EXILE的展開!
奥多摩町の猫

 鳴き声の主は黒白子猫でしたー。
奥多摩町の猫

 キジトラ子猫は少し距離を置いているように見える。この子の母親は別にいるのかも知れない。
奥多摩町の猫

 この日の猫集落はこれでおしまい。動画はこちら
奥多摩町の猫

 カーシェアリングの返却時間まで余裕があったので、東京都最奥地の猫拠点を訪ねてみた。この先200mほどで民家が途切れ、そこから先は山また山となる秘境の地。
奥多摩町の猫

 猫はこちら。
奥多摩町の猫

奥多摩町の猫

 実はここにも子猫が2匹いたが、目が合うなり見えなくなるまで逃げてしまって、まったく歯が立たなかった。おっぱいの感じからして、この子が母親なのだと思う。一日でこんなにたくさんの子猫に会ったのは初めてだった。
奥多摩町の猫

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