最近疲れやすくなっているようで、ちょっと仕事が忙しいだけで口内炎ができたり、週末になっても動く気力が湧かずにぐったり過ごすことが増えた。今週も昨日から偏頭痛が続いていて散歩に出ることもできず、せっかくの貴重な休日を無為に過ごすことになってしまった。50代でこうなのだから、年を取ったらいったいどうなるのかと思うし、もっと気がかりなのは人間換算で82歳のマコちゃんの体調だ。幸いなことに今のところ鼻腔内リンパ腫が再発している様子はないし、ヒゲ袋の出来物も安定しているが、最近は後肢の衰えが目立ち、単に歩いている時にもふらつきが見られるようになった。動物は体調が悪かったりどこかが痛くても極力それを隠すというから、俺以上にだるさや痛みを我慢しているのかも知れない。いわんや人間換算104歳のサチコなど、いかばかりだったかと思う。
そんなわけで週末の我が家には活気がなく、これといって報告することもないので、先週月曜日(10月27日)に出かけたこまこま散歩の後編を載せようと思う。といっても高麗〜高麗川の散歩で見かけたのは残り2匹で、大部分は牛乳バトル会場の猫たちなので前回の記事で紹介済み。道中いくつかの猫拠点を覗いてみたものの、あんな子やこんな子もことごとく不在で、とりわけ会いたかった築堤のユキちゃんに再会が叶わなかったのは残念だった。
玉石錬り積みのひな壇地は牛乳バトル会場のはす向かい。こちらを見つめる猫が分かるかな。

この辺りでは最も古い知り合いで、初めて会ったのは2014年9月。牛乳バトルメンバーとは折り合いが悪く、離れた場所から様子を眺めていることが多い。

横から見るとこんな毛色で、マコちゃんと同じ茶渦白(red classic tabby and white)。年のせいか少し痩せたかな。

こまこま散歩は次の猫でおしまい。でもこれ、よく見つけたでしょ。

呼びかけても薄い反応。実は去年5月にもこの家で見かけた子。

場面は変わり、帰りの電車を途中下車して立ち寄ったここは東福生。とっくの昔に姿を消した青1号が戻っていないものかと覗いた民家に黒白がいた。

東福生で電車を降りたのは、すっかり姿を見せなくなった福サビ1号の許を訪ねるためだったが、この日もやはり空振りだった。去年7月を最後に見ていないことや、出会ってから13年あまり経っていることから、そろそろお迎えが来たのだろうと思っているが、確認しないことには今後もしばらく引きずることになるので、次に訪ねた時にでも家の人に聞いてみるつもりだ。
次の猫は馴染の2匹。

まずはこちらを睨めつけるキジトラから。5月にも会ってるのに忘れちゃったか。

(誰だっけ?)
(分からないけど、喜ばせておけば何か出てくるはず!)

福キジ1号の公園で借りたシェアサイクルを漕ぐうちに何となく拝島まで来てしまい、念のため覗いた民家の敷地でキジ白4号が香箱を組んでいた。

この子も2014年5月に出会ってから11年と半年。さすがに最近は衰えを感じる。

カメラを嫌って逃げることが多かったけど、それも面倒になってきた?

この日最後の猫は2011年組の1匹、拝島の鼻黒。カメラに収まったのは2023年5月以来2年半ぶり。出会って間もない2011年10月ごろはまだ子猫で、それから14年もの間、完全なる外猫として暮らしていながら、継続して観察できていることが貴重。

今年に入った時点で7匹存命していた2011年組は、9月に緑道のゴメン顔とキジ白3号が相次いで死亡したことで、残りはこの子を含めて5匹になっている(ほかには初出順にサバ白1号、羽衣町の黒白、チョビ1号、七三ファミリー母)。このうちサバ白1号は室内飼いになり、チョビ1号もほとんど外には出てこないので、年内に会えるとしたら羽衣町の黒白と七三ファミリー母ぐらいだろうと思っている。
散歩の終わり際、キジ白3号邸の隣家の主人にまた会った。キジ白3号は自宅近くで香箱を組んだ状態で息絶えていたと聞き、半べそをかきながら家路についた。





























