サチコやマコちゃんを診てもらっていた近所のかかりつけとは関係を断ったので、現在マコちゃんの最新のカルテは2次医療施設である農工大の動物医療センターにしかないことになる。設備、技術ともに高レベルとはいえ、ちょっとした心配ごとを相談するとか、爪切りをお願いするような種類の施設ではないので、問題が起きる前に新しいかかりつけを見つけなければならない。とはいえ16歳7ヶ月と高齢で、去年5月の鼻腔内リンパ腫発症から現在に至るまでの経緯や、先々月にあった基底細胞癌の診断など、たくさんの申し送り事項があるので、口頭で説明するのは時間がかかるし、必要なことを滔々と話せる自信もない。マコちゃんの鼻腔内リンパ腫のページをAIに文書化してもらうのが手っ取り早いと思うので、ChatGPTの1ヶ月無料期間を利用して試してみるつもりだ。肝腎の農工大は来週の木曜日(25日)に受診して鼻腔内リンパ腫の12ヶ月検査を受ける予定。体調は良好で、基底細胞癌の病変が拡大したり憎悪することもなく、体重も徐々に増えてきているが、化学療法で衰えた体力が一向に戻らない。そうこうしているうちに人間の4倍のスピードで年を取っていくわけなので、これはほとんど不可能に近いような気もしているが、せめて少しでも現状を維持するため、暖かい日を選んで猫デッキや近所を歩かせるようにしている。今シーズンは今のところ暖冬の傾向が強いので、そういう点では助かっている。
さて、猫の方は先週土曜日の自転車行の続きを。猫寺Bの回廊で寝ていた黒白と別れ、いつもの順番で次に立ち寄ったのは猫峠。最近は麓で暮らすキジトラたちが俺の顔を覚えつつあり、1匹反応すると残りも一斉に出てくる流れになっている。

キジトラファミリーの中でいちばん大きな体格の子。もともとはいちばん脈がありそうだった子。

耳の切り欠きを信じるなら三姉妹ということになるんだけど、俺は猫の性別判定が苦手なのでさっぱり分からない。

猫峠の猫民家前には見覚えのある3匹が集結していた。この日このコースを選んだ理由の一つに、いつも写真を撮らせてもらっているお礼に、猫民家の主人に猫カレンダーを渡すという儀式があり、俺はこれからこの3匹を突破して玄関へ進まなければならないのである。

……そしてこちらが無事に渡し終えたところ。君たちが小さいころの写真をカレンダーにしたんだよ。喜んでくれればいいけどなあ。

まあ実務的には不審者じゃないアピールが目的でもあるんだけれども。

いつの間にか逃げていた黒は少し離れた場所で成り行きを見守っていた。

猫峠の中腹には日差しを待つ麦わらの姿もあった。標高差が大きいから2階のベランダにも余裕で飛び乗れるね。

よく見たらキジトラファミリーのお母さんだった。若いころの印象で覚えているから気づかなかった。

最後にもう1匹。さっきのベランダの写真には2匹写っていることに気づいたかな。

今日の記事の最初に写っていた子。このようにして猫峠を一巡したというわけ。

猫峠をあとにして南へ少し進むと、先月も見かけたばかりのキジ白が、まるでずっとそこにいたかのように薄日に当たっていた。

その場ではまったく気づかなかったが、帰宅してからブログの記事を眺めていたら、この子には過去にも何度か会っていたことが分かった。恐らくいちばん古いのは2022年11月下旬だが、その場所はここから直線距離で400mほど離れている上、何匹もの猫が身を寄せる猫民家であり、寝床や食べ物には事欠かかなかったはずだ。わざわざここまで流れてくる理由はないのだが、もしかしたら猫同士の関係性で居場所がなかったのかも知れない。また去年6月にはさっきカレンダーを届けた猫峠でも見かけていて、そちらはここからさらに北へ200mの距離がある。すべて猫民家の存在する場所なので、何年もの間、安住の地を求めて彷徨い歩いていたとも考えられる。
かつて、こまこま散歩でも同様の事例に遭遇したことがあり(この子)、その時も新旧のねぐらの直線距離は400mだったが、間に川を挟んでいたので、気紛れや偶然などではなく、確たる意志をもって移動したと推察できる。
というわけで今日はここまで。次回の記事ではさらに猫寺Cへと足を延ばしていく。
























