今日は成人の日だそうで世の中はお休み。俺自身は仕事を休んだところで怠惰に過ごして落ち込むのが関の山なので、空いた電車で出勤するのはむしろ精神衛生的に良かった。ちなみに俺が成人した時は幡ヶ谷に住んでいたので渋谷区から成人式の招待状が届いたが、当時つるんでいた友達に同い年がおらず、一人で行ってもつまらないので参加しなかった。後日送られてきた記念の手帳はありがたく使わせてもらって、今でも押入れのどこかにしまってある。
本題の猫の方は、12月30日から1泊2日で出かけた外房猫旅の2日目を(前回の記事はこちら)。初日は主に勝浦市内を歩き回り、午後から少しだけ御宿を散歩する形になったが、どちらも初めての街にもかかわらずなかなかの盛況だった。漁師町ということもあるだろうが、温暖な気候が猫たちに良い影響を与えているのだろう。
一方、2日目の大晦日は帰途につくまでの丸一日を銚子に割り当てた。初めて訪れた2013年9月以来、今回が4度目の訪問となるが、回を重ねるごとに土地勘と猫勘が育まれ、とりわけ前回(2024年1月)の散歩では夥しい数の猫に遭遇した。今回その時の二番煎じを狙っていることは言うまでもないが、印象に残っている猫との再会や、未開拓のまま残っている犬吠〜本銚子の一部でもいいから歩いてみたいというのが再訪の理由だ。つまり最終的には銚子電鉄線猫行脚のような感じで、すべての区間をクリアしたいという野望を持っているわけである。
銚子駅近くの1泊4,500円という安宿で一夜を明かし、スタート地点である犬吠駅へと向かうべく、大晦日で人通りの少ない通りを歩いていると、朝の日差しで充電中の猫を発見。やっぱり銚子ってどこのエリアにもいるんだなあ。

1匹と思っていたけどよくよく見たら3匹いた。いちばん左側のが茶トラ白で、残りは三毛のようだね。

3匹の猫を撮り終えて、さて電車に乗ろうと思って振り向くと、遥か前方にもう1匹いたでござる。

こちらも警戒心が強めの黒白。毛色的には茶、黒、白の3色が揃って華やかな出だしとなった。

〽にゃーにゃにゃにゃーにゃーと、NHK「小さな旅」のテーマ曲を口ずさみながらキャベツ畑の道を行くと、記憶していたのと同じ風景の向こうに猫が座っていた。ここは前々回(2021年12月)の散歩でも通りかかって猫を見つけた場所。犬吠駅スタートからわずか3分で4年の時間が一瞬で巻き戻った。

近寄ってみると青い目のクリームポイントさん。あの時の茶トラ白ではないのだね。

そういえばこの辺りはカラーポイントもちょこちょこ見かけるのだった。一昨年の散歩でも似たようなのに会ったっけ。

一昨年はもっとふてぶてしい感じのがいたけど、しばらく来ないうちにずいぶん若返ったんだね。

俺が老けたから相対的にそう見えるとか? んなわけゃないだろ。

家の中にもいた。この周囲にはほかにもたくさんの猫がいると思うので、あとで犬吠駅に戻る時にまた寄ってみよう。

銚子発8:10の電車に乗り、終点の一つ手前の犬吠駅をスタートしたのは8時半ちょうど。先ほどのキャベツ畑や踏切の猫民家で足を止めたあと、30分ほどで見覚えのある団地にたどり着いた。前日の勝浦ほどではないとはいえ、気温は10℃ほどで銚子名物の強風もなく、厚着で歩き回っていると汗ばんでくるほどだ。猫にとっては少し寒いらしく、たびたび雲に隠れるお日様を待ち侘びているようだった。

「待っているのはお前ではない」というような顔つき。分かってるけどちょっとだけ付き合ってくださいな。

そして似たような風体のがもう2匹。ここも充電ポイントだったか! 君たちはモバイルデバイスか!

今回もすでに2匹目となった白。勝浦も銚子も猫の毛色のバリエーションに富んだ土地だが、犬吠の辺りはほかよりも白猫の比率が高く、青目にも何匹も会っているのでそれだけでは誰なのか特定できない。ちなみに前々回はここでオッドアイとイエローアイを見かけている。

低いところでちんまりしていたサビを含め、白とキジトラのトリオを紹介したところで今日はここまで。最後に、一昨日書いた猫の血液型について補足しておく。
血液遺伝子の対立遺伝子はA、ac、bの3つがあると書いたが、我が家の猫たちの遺伝子検査を依頼したカリフォルニア大学獣医遺伝学研究所の報告書を見ると、最劣性対立遺伝子はb1、b2、b3がリストされており、bnに優劣はないので、「A(野生型)>ac>b1=b2=b3」と表すことができる。なので現時点で知られている対立遺伝子は合計5つが正しく、今後も未知の変異が解明されることでb4以降の劣性対立遺伝子が追加される可能性のあることも付記しておく。




























