暖かいを通り越して暑い年の瀬(銚子編4)


銚子市の猫

 土曜日は口の中に4本ブリッジを入れるという大イベントがあり、日曜日は猫サーバのTLS証明書を更新する作業があったので、どちらもほとんど外に出ることなく猫散歩もお休みした。そもそもここのところ大寒波が居座っていて、朝の気温は連日氷点下だし、日中になっても一桁なので出かける気にならない。何年か前までは気温が下がれば下がるほど張り切ったものだが、今それをやったら間違いなく死に直結する。
 ある程度気温が高くても風が強い時はやはり命が削られていることを実感する。例えば2022年12月の那珂湊散歩は、アメダスの過去ログを紐解くと最大瞬間風速13.5m/sで、当初は那珂川を渡って大洗まで歩くつもりだったが、体が冷えすぎてカメラを構えることさえ覚束なくなり、海門橋の北詰まで行って引き返した。また一昨年1月の銚子散歩でも強風に見舞われ(最大瞬間風速18.3m/s)、外川から海鹿島まで歩くつもりだったところ、やはり途中でヘタレた。どちらも沿岸の街なのでアメダスの3割増ぐらい吹いていたはずだ。
 しかし今回の銚子は雲こそやや多かったものの、風はほぼなく、気温も14.1℃まで上がって散歩は快適。日陰で遊んだ三毛ちゃんにも寒がる様子はなく、喉のごろごろが止まらないし、分厚いダウンコートを着ている俺などはむしろ暑いくらいだ(前回の記事はこちら)。
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 そこへ小柄な茶トラ白が現れた。子猫と呼ぶには少し大きめ?
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 足が太いからオスかなあ。三毛ちゃんの息子かしら。
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 たくさん遊んだ三毛ちゃんはどこまでも追いかけてくる。悪いけどそろそろ行かなきゃ……。
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 外川の集落は歩いた分だけ猫に会えそうな雰囲気だったが、この日は大晦日。単なる休日なら気紛れでもう1泊する選択肢もあるが、さすがに年越しは家で過ごしたいので、そろそろ帰ることを考えなければならない。途中、お昼ご飯に立ち寄った蕎麦屋が激混みで1時間半も足止めを食ったが、お陰で腹ごしらえはできたし体力も回復したので、一旦スタート地点の犬吠でトイレその他を済ませ、改めて散歩を続けることにした。
 朝にも通った猫民家にも小柄なのが2匹。どれも当年(2025年)の子だろうなあ。
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 年恰好が同じ感じだから2匹は兄妹かも。となると母は三毛の可能性が高いけど、見える範囲にはいないみたい。
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 キジ白はも見かけた子。一昨年来た時はもっとたくさんの猫がいて(こちら)、その中にとても人懐っこい三毛がいたので、その子がお母さんなのかも知れない。
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 キャベツ農家のポイントさんがお昼寝していたので、最後に挨拶しておこうか。
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 しかし、のようにカメラに収まってはくれなかった。
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 固まっているところを何歩か近寄ってもう1枚。起こしちゃってごめんよ……。
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 銚子電鉄は6.4kmの路線に10の駅があり、平均駅間距離はわずか711mと短いが、過去の散歩で歩いたことがあるのは本銚子~銚子の3駅(1.8km)と、先ほどまでの外川~犬吠(0.9km)だけで、残りは電車から降りたことすらなかった。第一に、俺がいちばん好きな外川~犬吠エリアには夥しい数の猫がいて、何度となく足止めを食うのでなかなか先へ進めず、いつも途中で時間切れになっていたから。第二に、何とか犬吠にたどり着いても、周囲には広大なキャベツ畑が広がっていて、線路との並行道路が少ないので、隣の駅へ行くにもえらい遠回りを強いられるから。
 しかし今回はさらに2駅歩いて海鹿島を目指す。途中の君ヶ浜駅前にはかつて駅猫として愛されたという「きみちゃん」の碑があると知り、せっかくだからと立ち寄って手を合わせるなどしてから5分後、畑で寛ぐ猫を発見。
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 まったく機能していない防草シートの上できょとんとする茶トラ白。
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 初めての散歩コースでさらにもう1匹。これこそ銚子散歩の醍醐味。
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 この辺の猫はみんな丸々として毛並みがいいなあ。
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 突然の来訪者に戸惑っている様子。年の瀬だというのにお騒がせして済みませんね。
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 2025年最後の猫が門柱の向こうから顔を出していた。
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 おおっと、そのままそのまま。逃げる前に「良いお年を」って言わせて!
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 海鹿島にたどり着いたのはスタートから6時間後の14:35。ここまで来ても体力的にはまだ余裕があって、全区間踏破となる本銚子まで歩くこともできたと思うが、蕎麦屋で1時間半もかかったこともあり、残念ながら今回はここで時間切れ。大晦日の小駅には電車を待つ人もなく、日が傾くにつれて急に心細くなってきた俺は、海鹿島14:42発の銚子行きに乗り、銚子駅から15:15発の東京駅行き高速バスに乗って年越しの途についたのだった。
 1泊2日の小さな外房猫旅はこれでおしまい。たくさんの猫に会えて、良い年の締めくくりとなった。
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