早朝のうち少し風が吹いて放射冷却が崩れたからか、今朝の八王子の気温は一時予想されていた氷点下11℃には届かず、1978年2月4日の氷点下8.8℃に並ぶ観測史上最低1位タイという記録だった。一方の府中では観測史上最低の氷点下8.6℃、青梅では観測史上初のマイナス2桁となる氷点下10.3℃で、多摩地区の多くは過去に例のない厳しい冷え込みとなった。今日は半日年休を取って早朝から2時間ほど猫を探し回ったが、あまりの寒さで体へのダメージが半端なく、帰宅してから風呂に浸かったり服を着込んだりしても一向に回復しない。氷点下8.8℃というのは一日一猫にとっても史上最低気温の散歩で、こういう時の猫たちの行動を観察できたのは良かったが、体に毛のない生き物が真似したら確実に早死にすることが分かった。
平山城址公園を出発後、1匹目に遭遇するまで少し手間取って時刻は7時すぎ。民家の敷地を巡回していたキジトラは、寒さが緩んで出てきたのではなさそう。

だって、とっくに日が差しているのにまだ氷点下7℃なんだよ! 北海道かよ!

かじかんだ手でカメラを操作する俺を訝しげに眺めるキジトラ。君は短毛なのに朝から出歩いてすごいねえ。

昨日の雪がそのまま残る農家の庭で、馴染の長毛が朝ご飯を待っていた。

呼んだら近寄ってきた。カメラのレンズと対峙して固まっているところ。

普通にしている時はこんな感じの子。もう少し近寄りたいけど、そうしたところでどうせ逃げられる。

短毛と長毛ではどのくらい耐寒性が違うんだろう。人類が定住する最北エリアとして知られているノルウェーのスヴァールバル諸島(北緯78°)では、ケシャという名の長毛猫が暮らしていたそうだけど、それよりもう少し南のイェスヴァールという漁師町(北緯71°)のストリートビューには短毛猫が写っていた。寒さに耐えるには被毛の長さだけでなく、アンダーコートを含めた密度の方が重要なのかも知れない。

酷寒散歩で見かけた最後の猫は、絵に描いたような冬の朝の佇まい。

今まで何度も歩いたコースなのに、今朝は初めての子に2匹も会えた。冬の朝の散歩はキツいけど楽しい。

マコちゃんの場合は病身で痩せていることもあるけど、そもそもアンダーコートが乏しいので寒さに弱い。

なので、日差しにつられて猫デッキに出てきたのに、1分でヘタれて窓にひっついてしまった。俺もこんな寒い日に散歩したのは氷点下8.0℃だった2018年1月以来だけど、ここのところ血圧が高くなっているし、冗談抜きで体を蝕むのでもうやめようと思う。
























