先週土曜日の散歩が今日の紹介になってしまった。台湾猫旅に向けて長距離散歩に慣れておこうと思い、この日は東武越生線の川角~八高線の高麗川まで歩いたが、歩くこと自体はさしてキツくなかったのに、帰宅して炬燵に入ると、てきめんに眠気とだるさで動けなくなる。テレワークというのは体を蝕むヤバい就業形態だと思う。
埼玉県の毛呂山町などという辺鄙なところから散歩をスタートしたのは、太平洋セメント埼玉工場(日高市)に絡む貨物線の廃線跡を歩くため。この貨物線はセメント工場を中間地点として南北二つの区間に分かれていて、北側が東武越生線の西大家信号所~セメント工場、南側がセメント工場~高麗川を結んでいた。どちらの区間も東武鉄道やJRの貨物取扱が廃止されたことでダンプカー輸送に切り替えられ、北側は現在も大部分が太平洋セメント所有のまま放置、南側は日高市に寄贈されてポッポ道と称する遊歩道になっている。廃線歩きが趣味だった俺は2009年6月にこの区間を2回踏破したほか(レポートあり)、2015年12月には猫散歩にも訪れていて、目的は違うものの3回とも猫には会ったので、今回は廃線歩きと猫探しの両方を兼ねて歩いてみることにした次第。
セメント工場北側の廃線跡は西大家駅の手前から始まるが、一つ隣の川角駅から散歩をスタートしたのは、初めての毛呂山町で猫に会いたいという魂胆から。こうした企みは得てして外しがちで、30分ほど歩き回って敢えなく玉砕。高麗川3号堰と呼ばれる堰堤を徒渉して坂戸市に入り、しばらく行くと猫のお尻が見えてきた。

ここは過去2回ほど訪れたことのある猫民家。長毛茶トラ白は朝帰りかな。

初めてこの家を覗いたのは2011年11月のことだった。その時ここで寛いでいた短毛茶トラ白はさすがに姿が見えず、この長毛茶トラ白は2015年12月以来の10年4ヶ月ぶり! だいぶくたびれているようだけど、元気にしていたようで何より。

川角から高麗川を歩いて見かけたのは全部で5匹だったが、逃げられるなどしてカメラに収まったのは2匹。なので前方の黒が最後ということになる。

廃線跡を歩いた2009年にも、この裏手にある築堤で三毛を見かけた。その後の訪問でも人口密度の割に猫を見かける頻度が高く、不思議に思っていたが、背後のお皿からすると、どうやらここが拠点になっていたようだ。17年来の疑問がいま氷解した。

11.7kmに渡る散歩を終えて高麗川駅にたどり着いたのは10:40。沿線風景を眺めながらの散歩は楽しかったが、楽しみにしていた築堤のユキちゃんにも会えず、猫的には物足りない結果だったので、バスに乗ってこまこま散歩の猫拠点に寄り道してみた。
時間的にお昼寝中だろうと思ってあまり期待していなかったが、馴染のキジ白ポイントは待っていたかのように座っていた。

写真が黄ばんでいるのは空に不穏な雲が現れているから。上の写真に写っている妙な色合いの雲は雨雲のようでもないし、まさか花粉ではないだろうし、黄砂が流れてきているわけでもないので不思議に思っていたが、あとで調べたら渡良瀬遊水地のヨシ焼きの煙だった。初めて見たけど想像以上にすごい煙で、これ以降の写真はみんな黄ばんでしまった。

人懐っこい黒白はどこからか必ず出てくる。今日はこの2匹だけかな。

ちょっと寄ってみただけなので、牛乳バトルはお休み。牛乳があればほかのメンバー(こちらやこちら)も出てきたかも知れないけど、たくさん歩いて疲れたから高麗から電車で帰るよ。

ちょうど現れたチャリダーにあとを引き継いでその場を辞去し、最後にかつての猫農家の無人販売所に出ていたのらぼうを買って帰途についた。2年ほど前に飼い猫を盗まれてからというもの、農家の主人は落ち込んでしまって庭先は荒れ放題になっている。
























