台湾で100km以上も歩いて、帰ってきてからしばらくは身のこなしが軽やかだったのに、テレワークで自宅に引きこもって過ごしていたら、元通りのひ弱で虚弱な体に戻ってしまった。これからまた少しずつ勤務前の散歩を再開するつもりだが、だとしてもほぼ電チャリなので体力維持には繋がらない。できるだけ歩くようにしなければと思うものの、今は昔のように徒歩で完結できる猫密度ではなくなっているんだよなあ。今日なんかも写真の数こそ上限の29点だけど、17km以上も漕いでこれだからなあ。
今日の猫関係業務はとりわけ時間配分が悩ましかった。寝坊助四天王に会いたくて甲州街道〜日野を歩くことは決めていたが、寝坊助邸を通過するタイミングによっては、文字通り寝坊助なので穴の中で寝ている可能性が高い。最近は加齢のためか以前にも増して寝坊助になっているようで、前回会えたのは1月中旬、その前となると去年5月に遡る。その間も穴からはみ出る尻尾や手足を横目に何度も諦めており、今日は熟考を重ねた結果、甲州街道→日野の向きに移動することにして、少し日が高くなってから寝坊助邸に辿り着くようにしてみた。
東の空に厚い雲がかかっていたので想定よりも暗かったが、ちょうど巡回帰りの猫が現れたのでツキはありそう。

この子はティッピングの大きいサバトラ。chinchilla silverと呼べるレベルかは微妙だなー。

何となく毛色が赤っぽいのは朝だからではなく、ターニッシュではないかと思う。

7時ごろになって日が差してきたが、薄い高層雲がかかってていて、ドピーカンという気分ではない。猫は一応見えるところには出ている。

何度もフェンスの向こうに逃げられ、足音を忍ばせつつ背後に回り込んでようやくアップに成功。最近俺は自分の不審さが辛い。

……とはいえ、そんな気配を嗅ぎつけて出てくるのもいるから痛し痒し。

鼻に白ポチのお馴染さん。日差しが強烈なので日陰で撮ろうか……。

時刻は7時半で気温は13℃ほど。背中を温めるにはちょうどいい?

ゴール地点の日野駅には7:50に到着。あいにく寝坊助四天王には会えず、数的にももの足りない感じだったので、ちょうど発車待ちで止まっていたバスに乗って宇津木台へ移動し、そこから再びシェアサイクルで拝島を目指すことにした。
チャリ漕ぎ後半戦の1匹目は巡回から戻ったと思しき鉢割れ黒白。

玄関先に置かれた水鉢の水を飲んで、再びどこかへ出かけていった。

川沿いの古い農家。飼い猫の黒三毛がスクーターに乗っかっていた。

2012年9月に初めて見かけて以来、1年2ヶ月ぶりの5回目という低頻度の知り合い。元気だったかー。

この子もこの家の主も相当な高齢と思われ、来るたびに家ごとなくなっているのではないかとドキドキしているが、そう荒れている感じはしないし猫の毛並みもいい。もっと上手に撮れたら写真でもプレゼントしたいんだけどな。

藤の花咲く某巨大神社の参道を横切ると、アパートの猫がこちらを見下ろしていた。

ここはかつて有閑マダムと呼んだ大きなキジ白が暮らしていたアパート。どうやらオスだったらしいマダムは2019年末ごろ他界し、その後、よく似たこの子と縁があって迎え入れたのだと飼い主の婆さんが言っていた。2021年6月に一度見かけたきりだったが、また会えるとは思いもよらず感慨もひとしおだ。ちなみに今日のタイトルはこの子に因んで「有閑ムスメ」にしたが、有閑マダムの娘ではないし、そもそもメスかどうかも分からん(何となくオスのような気がする)。

河岸段丘の緩い上り坂を駅へ向かっていると、民家の敷地に黒白が佇んでいた。

野良っぽい出自を感じさせるワイルドな顔立ち。ちなみに2020年7月にも一度だけ会っている。

呼んだら起き上がってくれた。以前のように逃げなくなったし、少しは親密度が上がったのかしら。

でもカメラは好きじゃないので、写真を撮っているうちに目が細くなってくる。ちょうど出てきた近所の人が「ちーちゃん」という名前だと教えてくれた。キジ白4号と別れたあと、最後にキジ白3号の縄張りを眺めてから帰途についた。


























