台湾で撮った猫写真の整理がようやく終わり、連載回数は26回(残り18回)、出会った猫の数は228匹で確定した。写真が710枚にもなってさすがに編集に時間がかかったが、これからさらに18回分の紀行文を書くことを考えると、道中の出来事を覚えていられるか自信がない。パスポートをなくしたことだけははっきり覚えているが、これは4月27日の官報にパスポート番号無効の告示が掲載されるという振り返りがあったからでもある。
今日紹介するのは、昨日の朝、調布から中野島まで自転車で走り回って見かけた猫たち。調布なんて京王線の特急で10分ぐらいなので、わざわざ貴重な休日を使なくても、在宅勤務の前にでも行けそうなものだが、このコースもご多分に漏れず多くの猫拠点が失われており、仕事前にちょろっと回る程度では空振りに終わる可能性がある。昨日のように多摩川原橋を渡って稲城市に至り、さらに県境を越えて川崎市まで足を延ばすとなると、とても9時までには帰ってこられない。そしてまた、このコースは枯れてもなお好きな散歩道であり、たくさんの猫たちとの思い出の地でもあるので、行くなら時間に追われずゆっくり回りたい。
とはいうものの猫が減っていることは事実であり、最初に立ち寄った例の2匹の路地ではいきなり空振り。出現率の低い例の2匹は仕方ないにしても、呼べばどこからか駆け寄ってくるはずの茶トラ白にも会えなかったのは残念だった。濡れ縁の猫ボックスが片付けられていたところを見ると、家に入れたか、あるいはいなくなってしまったのかも知れない。
1匹目は京王多摩川駅へ向かう道すがら、道行く人を眺めていたキジトラ。カメラを向けたら民家の敷地から道路に出てきた。

この近くの民家をねぐらにしているらしく、見かける頻度は高めだが、撮影しにくい位置にいることの多い子。2020年7月に初めて会って以来、今回が1年4ヶ月ぶりの5回目。少し痩せたように見えるのは加齢のせいかな。

細い路地なので間合いを取ることができず、先へ進むとこうして引っ込んでしまう。この子は去年9月上旬以来。

立ち去ると見せかけて、一周回ってもう一度覗いてみた。しつこくて済みませんね。

飼い主さんと朝のお散歩をしていたところ、お願いして写真を撮らせてもらった。元野良猫だと言っていたけど、チンチラレベルのティッピングからして、道路向かいの家で暮らすこいつの身内かも知れない。chinchilla tortieとでも言うべき毛色で、多摩旧タウンでたまに見かけるこの子なんかも同系色。

いつもの道から少し外れて雑木林に沿う路地を行くと、民家の玄関先でご飯待ちと思しき猫発見。

被毛に隠れているけど、首元に小さな鈴をぶら下げている。この家の子だろうね。

この辺りにはまだ見ぬ猫がいるようだ。ほんのささやかでも開拓はしてみるものだな。

スタートしたのは6:20と早かったけど、色々欲張っているので、定点の猫民家に辿り着いたのは7:40ごろ。天気がいいからご飯を食べたら寝ちゃってるね。

正面に回ってみると相方の黒白もいた。2匹セットで見かけるのは珍しいかも。

黒い被毛に暗がりの背景ときて、高層に薄雲がかかって日差しが白んでいるので余計にムズカシイのだ……。

中野島の美人さんには会えず、このまま登戸まで走ることも考えたが、途中まで行って満足して引き返してきた。というのも、この先には時々蔓棚に引っかかっている茶トラがいて、最近姿が見えずに気になっていたのだが、この日は2匹のお友達(こちらとこちら)を含め、元気な姿を見られたからだ。撮影しにくい位置にいたり逃げられたりで写真は割愛するが、そういうわけでこの日の散歩はふてニャンで終了。

この子、短毛の割にアクセサリーアイラッシュが長いから、目が開いているのか閉じているのか分からんな。

この子と同様にアクセサリーアイラッシュが長く、ゴメン顔と呼んでいた緑道の茶トラ白(故人)とはまた違った顔貌。目尻が上がっていていい男。































