プレドニゾロンやフェノバルビタールといったマコちゃんの不具合一式を緩和する投薬を始めてから1ヶ月が過ぎ、そろそろ血中濃度が安定してくる時期なので、昨日は久しぶりに本人を連れて動物病院で血液検査を受けてきた。結果が出揃うのは明日になると思うが、院内で調べられる範囲では貧血がやや改善していたとのことで、プレドニゾロンが効いて多少は骨髄が働くようになったのかも知れない。血圧や心音にも問題はなく、現時点では引き続き今の処方を続けていくことになっている。
サチコの死はその態様から老衰としか言いようのないとても穏やかなものだった。人間に例えるなら、家族に愛された病床のお爺ちゃんが、最後に「う」と短く呻いて握っていた手が離れ、傍らの心電図モニタがピーと鳴るテレビドラマみたいな臨終だった。しかしそんな奇跡的なケースはそうあるものではない。マコちゃんはリンパ腫の再発を疑われてはいるものの、プレドニゾロン服用前の6月から食欲が戻っていたし、ナックリングで足元はふらふらでも体重は増え続けている。腎臓も肝臓もピカピカだし、何なら今朝などは四肢の脱力発作が起きている最中にもかかわらず、俺が体を支えてやったらお鉢の前まで行って食事を始めたぐらいだ。積極的に飲んで食べて太ってくれることは素直に嬉しいし、これらはサチコの晩年には見られなかったことだが、その一方でマコちゃんはサチコのような穏やかな死に方にはならないだろうという複雑な思いもある。病気や治療で衰弱していても、マコちゃんは基本的に丈夫なのである。そしてそんな猫が臨終を迎える時、きっと正視しがたいイベントがあるのだろうと思ってしまうのである。
オホーツク海高気圧のお陰でここ何日か比較的涼しい日が続き、日中の最高気温は26~31℃程度で夜は22℃まで下がっている。昔は東北地方にたくさんの餓死者を出していた冷害が、今は天然のクーラーと喜ばれ、人々を熱中症から救うのだから時代は変わった。ここ2〜3日の実感では1980年代の夏に戻った感じだが、農作物の方もその気候で育つ品種ならあまり影響はないのかも知れない。
涼しいうちに朝の散歩を頑張ろうということで、今朝は西八王子〜北野を1時間半ほどかけて猫サイクリングしてきた。距離は10.1kmとそれなりだったが、彼の地もご多分に漏れず猫影が薄くなっており、道中いくつかの伝統的猫拠点でも空振りの憂き目に遭った。
1匹目は目を皿のようにして発見。

近寄る素振りを見せたら逃走を図った。君の家、道路向かいだものね。

驚きのあまり瞳孔が開いちゃってる。2024年2月以来だから忘れられちゃったか。

途中、柳の花街や駅前の歓楽街も覗いてみたが、どちらももぬけの殻だった。花街に最後まで残っていたキジ白は、1月に会った時点でだいぶ痩せていた。歓楽街の猫グループも去年6月にはヨレヨレだったし、15年続いたこのコースもそろそろ卒業かも知れない。
中央線の北側を諦めて線路を渡ったのは6時半すぎ。急に日が差してきて、散歩の人がそそくさと自宅へ戻っていく。

いいなあ。うちのマコちゃんもまたああして散歩できるようになるかなあ。

おうちに着いたところでアップを1枚撮らせてもらった。元野良猫だそうで、自分の縄張りを巡回していたというわけね。

高台の三毛ちゃんに会いたくて覗いた路地には猫一匹見当たらず、がっかりして自転車の元へ戻ると、門扉の奥からこちらを睨みつけているのがいた。

やっぱり警戒しちゃうかー。この子もずいぶん久しぶりだものなー。

帰宅してから調べたら2023年3月以来だった。少し痩せて見えるのは夏毛だからかな。

麦わらさんは毛並みのいい子で、日なたで撮ろうと頑張って誘ってみたが、テコでもその場から動かなかった。どこにお肌が見えるというのか。

最後に日陰に入った三毛ちゃんをもう1枚撮ってその場を辞去した。ここの猫たちは朝しか出てこないので、なかなかきれいに撮れなくて辛い。特に三毛ちゃんはもっと美人に撮れるはずなんだけどな。

























