昨夜、台湾猫旅の最後の記事を公開して無事連載終了となったわけだが、回を重ねるごとに書きたいことが増えていき、最後の方は仕上げるまでにえらい手間と時間がかかるようになっていた。過集中のなせる業といえばそうなのだが、これにはほかにも理由がある。
俺は旅先で自分用のお土産を買うことはまずない。弁当の包み紙とかレシートみたいなものを記念に取っておくことはあっても、それも2~3年経つと邪魔に感じて大方捨ててしまう。唯一、大切に保管しているのは鉄道や飛行機などのチケット類で、未就学時代に使った国鉄の切符から今まで綿々と続けているが、最近はオンラインチケット化が進んでいるので以前ほど熱心ではなくなった。つまり、それらのチケットを除くと、旅の思い出として死ぬまで残るのものといえば、旅程表とiPhoneで撮ったたくさんの写真とこのブログの記事しかない。そして、将来ヨボヨボの爺さんになって移動もままならなくなった時、ここに残るたくさんの文章を読んで思い出に耽るのが楽しみなのである。猫旅の紀行文はもちろん、仕事の傍ら地元の猫たちと触れ合う日々の出来事も、サチコの追悼文やマコちゃんの闘病日記も、すべてが楽しみなのである。文章量が多くなってしまって猫写真が目的の人には申し訳ないが、俺にとってブログを書く行為は、老後の楽しみを積み立てていることでもあるので、一つ大目に見てもらえるとありがたい。猫サーバの構築運用スキルを老後まで維持できるかは分からないし、チケット以外の思い出がすべてデータというのもアレなので、いずれローカルマシンに移すか紙に出すかしなければとは思っているけれども。
今朝は始業前に猫ヶ丘と百草園を散歩してきた。前半の猫ヶ丘では初っ端から3匹の猫に逃げられた上、高台のウーちゃんや真っ黒コンビに会うことも叶わず残念だったが、後半の百草園で華やかな三毛姉妹(推定)に再会できて、かなり盛り返した感じだった。
1匹目は馴染のクリーム。

もたもたレンズ交換しているうちに敷地の奥へ行ってしまった。気の短いヤツめ。

股間の立派なものを俺は見逃さない。長らく猫ヶ丘は茶系の優勢な土地だったが、いずれ二毛・三毛やキジ・黒系へシフトしていくのかも知れない。

久しぶりの平山美人(2匹いるうちの1匹)。2024年12月に会った時は冬毛もこもこだったので比較できないが、2023年10月の写真と比べてもだいぶ痩せているのが分かる。いいお年なのかしら。

大きなお目々の小柄なキジトラ。わずかな上斜視が可愛らしさを引き立てている。

平山城址公園から百草園はわずか3駅で、どちらもごく狭い範囲の散歩なので、始業前にハシゴするのも余裕。急傾斜地の奥の奥まで行くと、見覚えのある位置に猫が見えてきた。

急傾斜地に建つこの家で三毛一族を見かけたのは、2022年4月の京王線猫行脚が初めてだった。この組み合わせには過去2回睨まれている(こちらとこちら)。どちら様もお元気そうで何より。

騒ぎを聞きつけてもう1匹追加。キジ三毛の三姉妹(母娘?)に会えるなんて、朝から華やかでとても良いねえ。

こちらは同じキジ三毛でも縦縞のトラ模様ではなく、霜降りのキジ三毛。初めて会った時の写真が分かりやすいかな。

その下の民家にも茶トラ白。ここは第二猫ヶ丘とでも言うべき場所で、茶色のO遺伝子を持つ多産なメスが存在するのだろうと睨んでいる。

しかーし、死角に隠れて出てきたところをすかさず激写! さてはお腹を空かせているな。

草いきれのする坂道をさらに下って、今日の散歩はこれでおしまい。

ジブリ映画に出てきそうな森の路地はじめじめしている。今年の夏は去年のような灼熱地獄にはならないものの、何となく梅雨を引きずっているような感じで常に湿度が高く、早朝のまとわりつくような湿気が時間とともに引いていくすっきり感もない。猫ヶ丘や百草園は北斜面に展開する急傾斜地なので、日差しに苛まれることこそなかったものの、一回りして里へ下りるたびに汗でずぶ濡れになってしまった。






























