black|黑色

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  1. 解説
  2. 遺伝子型
  3. カラーポイント

 一本一本の毛が黒一色なら、その個体は当然黒猫になります。野生型の遺伝子型のうち、A遺伝子座の遺伝子型が劣性ホモ接合のaaになると、アグチシグナルタンパクが機能しなくなり、黒っぽい色素のユーメラニンしか作られなくなるため、被毛全体が黒くなります。この現象をノンアグチと呼ぶことがあります。無地なので、外見から模様の遺伝子型を判定することはできません。
 アグチシグナルタンパクが機能しなくなる原因はいくつも考えられますが、猫の場合は特定のDNA配列の変異によって発生するものだけが観察できるそうです。したがって世界中の黒猫(派生色を含む)は、複数の場所や、時期、原因により生じたのではなく、ただ1匹の祖先がルーツになっているものと思われます。
 黒猫は劣性遺伝(aa)により生じるので、両親からa遺伝子をもらう必要があり、本来ならそれほど数が増えたり遺伝が持続しないはずですが、実際にはかなり高い頻度で見かけます。このため、a遺伝子は被毛を真っ黒にするだけでなく、何らかの病気に対する抵抗力を提供しているのではないかと考えられています。

ww oo(oY) aa B- C- ii D- ss * * *

 元となる毛色(黒)の遺伝子のうち、C遺伝子座の遺伝子型が劣性ホモ接合になると、対立遺伝子に応じたレベルのカラーポイントが生じます。外見から劣性対立遺伝子を特定することは不可能なので、以下に遺伝子型の一例と写真を紹介します。

遺伝子型:ww oo(oY) aa B- cscs ii D- ss * * *
呼称:seal point

シールポイント

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