夜勤前の散歩は、朝と違って穏やかな陽気で、冬晴れの街並みもきれいに見えるので、歩いていて楽しい。夜勤明けも同じような時間帯だが、眠くてヘロヘロになっているので、いくら楽しくても体が持たなかったりする。
昨日も一昨日も1匹だけで淋しかったので、今日は1時間20分ほど早く出て、久しぶりに古墳の神社に行ってみることにした。14時ごろ家を出て駅前通りを歩いていると、行き止まりの路地で日なたぼっこしているのがいた。まずは今日の1匹目だ。
こいつはたぶん奥の家の猫。滅多に出てこない子で、この3年弱の間で2~3回しか見たことがない。
立川から南武線に乗り換えて、古墳の神社に行ってみたが、お昼寝タイムだったせいか猫は不在。そのまま分倍河原まで歩くことにして、東へ向けてぶらぶら行くと、前方に黒いお尻を発見した。
お尻を追跡していたら、脇のアパートに黒いのがいた。お尻の黒とは別の猫。
隣の家の塀にも猫がいた。みんなあどけない顔立ちをしているね。
こちらを気にするキジ白のうしろから、怪しげな黒い影が……。さっき道端にいたお尻の黒は、このキジ白を狙っていたらしい。この直後、うしろに気づいてびっくりしたキジ白は1mほど飛び上がって逃げ、その勢いに驚いた黒もドリフトかまして走り去った。笑ってしまって写真は撮れなかった。
さっきの2匹の様子がおかしくて、思い出し笑いしながら歩いていると、駐車場の向こうに三毛発見。
砂利を踏む音で警戒したか、逃げ腰の三毛。ほかにも2匹ほどいたけど、最終的に全員逃亡。
反対側に回ってみると、茶トラ白がもう1匹。ほかにも数匹いるようだったが、茂みに隠れてしまって出てこない。
とはいえ、基本的にまとまりのない猫集団。呑気に寝ているのもいるのだった。