雨は一体いつまで続くのだろう。洗濯物も溜まる一方で、一昨日はついに着るものがなくなり、何と15年ぶりにコインランドリーへ行く破目になった。雨続きで干せないだけなので、乾燥機さえ使えれば事足りるんだが、自宅で洗うと水分を含んだまま運ぶことになり、重くてやってられない。結局フルコースで洗濯することになり、両手いっぱいの衣類をを片づけるのに1,600円もかかってしまった。
で、今日の天気予報は夕方まで曇りになっていて、朝目覚めたら雨音もしないので、さてどこ歩こうと思って外へ飛び出したら霧雨だった。もう家の中にキノコ生えるよ……。
とはいえ特に今年の場合、雨が降るたびに休んでいては休載ばかりになってしまう。引っ越し前に名残を惜しみたくもあり、今朝は頑張って拝島駅の周りを歩いてきた。駅裏のとある猫拠点にたどり着いたのは6時半すぎ。民家の壁際でごそごそ蠢く猫がいた。
「これに乗ると空を飛べるって聞いたのに、ぜんぜん動かないのな」
まずはその辺の邪魔なものをどかした方がいいと思うよ。あと、デッキブラシで空を飛んだのは猫じゃなくてキキだよ。
霧雨がほぼ止んで、道端にも猫が現れるようになった。行く手にキジトラ発見。
近寄ったら車の陰に身を潜め、通り過ぎて振り返ったら、出てきてにゃあと鳴いた。お腹が空いていたようだ。
この辺の猫はみんな顔見知り。この2匹が出てこないのは臆病だからと思われる。
わざわざ職場とは反対方向に来て散歩しているため、早くも時間が押し気味になり、そろそろ駅へ戻ることにした。途中、馴染みの猫民家に立ち寄ると、壁際で丸まっている猫がいた。
この子を見ると桜の季節を思い出す。この5年あまり、ずいぶんお世話になったなあ。
三毛の横でこちらを振り向いたのは相方のキジトラ。サバ白1号や不機嫌顔の灰猫にもよろしく伝えておいてくれよな。
逃げかけた婆さんを何とか引き止めて、会いたい子にはだいたい会えた。来月中旬まで日勤はないので、引っ越し前の朝の散歩はこれでおしまい。お休みの日は早起きする自信がまるでない。