引っ越し本番日はあくまで明日ということになっているが、積めるものは先に積んでしまいたいとのことで、午後から業者が来て3時間ほど作業して行った結果、搬出作業の8割ほどが終わってしまった。猫の引っ越しは明後日を予定していて、前回と同様、新居の開梱がある程度済んで、自由に嗅ぎ回れるようになってから、車に乗せて連れて行く。なお、明日は猫サーバを新居に移すので、ブログは終日停止する。
散歩の方は朝のうちに少しだけ出かけてきた。地元の猫で挨拶の済んでいないのが何匹か残っていて、心残りだったので、頑張って早起きしたのだった。
家を出たのは6時半。試しに覗いた路地には、昨夜の雨で落ちた金木犀の花が散っていて、いい香りが漂うところへ青2号が現れた。
うしろにいたキジ白から先に行ってみよう。つっても、こないだの朝と線対称なだけの構図だけど。
警戒されてる写真ばかりなのは、俺のアプローチが雑すぎるからだと思われる。
お目々まん丸の青2号がこんなに可愛いとは。もう少し親睦を深めておくんだった。
朝から憮然とする巨大黒猫。今日は以前にも増してすごいのをつけているね。
こいつは朝になるとここに来て、事務所の裏口が開くのを待っている。今後なかなか会えなくなるのは残念だが、いずれまた青梅線に乗る機会があれば、電車の車窓から覗いてみたいと思う。冗長な動画はこちら。
給湯器に乗っかる赤毛のキジ白。ここで猫を見るのは久しぶりだな。
今日は30.8℃にもなって夏の暑さだったが、こういう場所に猫が登るということは、それでも秋めいてきているんだろうか。
引っ越す前に会えて良かった。この駐車場は、いつの間にか契約車両が減って、今では止まっている車が1台きりになった。いずれ何かが建つのかも知れないが、トラ子さんはきっとこの街で元気に暮らし続けるはずだ。なぜそんなことが分かるのかというと、この街はかつて、もっと格段に大きな変化があって、トラ子さんはそれを乗り越えて今ここにいると思われるからだ。
たまに髪を切りに来るから、その時はまた寄ってみるよ。元気でな。
……などと、感傷に耽りつつ挨拶していると、塀の裏からか細い猫の鳴き声が聞こえてくる。誰かと思って覗いたら、トラ子さんの相方のキジ白だった。
いつもはさっさと逃げるのに、今日は近寄っても平気だった。君も元気でね。
最後の猫は、美人さんの相方の黒白。巡回を終えて、道路向こうのねぐらへ帰るところのようだ。
フェンスの左側には巨大なマンションが建っている。ここは俺の知る中でも特に猫の多い街の一つだが、これが建つ前は、こんなものではなかったそうだ。トラ子さんが乗り越えたであろう変化というのは、そのことを差している(2002年竣工なので、年齢的に微妙ではあるが)。
こいつは最後まで懐く素振りさえ見せなかったな。道路を渡る時は、車に注意しなければいけないよ。