手ぼっこ足ぼっこ


立川市の猫
 

 「手ぼっこ」「足ぼっこ」というのは、寒さで手足がかじかんだ状態を差す言葉。高校生の時にしか使わなかった言葉なので、方言というより学校独自の言い方だったのかも知れない。
 朝から雪になったので、早めに夜勤を切り上げて、帰りついでに猫を探して西国立から歩いてみた。こんな天気の日は、外に出ている猫など皆無と思う人もあるだろうが、実はそんなことはなくて、見かける頻度は低いものの、それなりに出歩いている。雪がどっさり降ったとしても、東京の場合はせいぜい0℃程度で、健康な猫なら生命に関わるほどの気温ではない。むしろ天気の良い明け方の方が気温は低く、八王子の場合は氷点下7~8℃になることもある。そうなってくると猫の方もだいぶキツいし、それを探す俺のような人間も泣きが入ることになる。
 アパートの廊下からこちらを見下ろす猫発見。
立川市の猫

立川市の猫

 外に出たがっている様子だったので、少し離れたところで観察していると、案の定降りてきた。この天気でも巡回するのかな。
立川市の猫

「ここから先はゴクヒな秘密だから、お見せできないんだよ。ごめんね」
立川市の猫

 そんなゴクヒなやり取りの一部始終は見られていた。
立川市の猫

 手がかじかんで指先に力が入らず、カメラを落としそうになったりしているうちに、どこかへ逃げてしまった。可愛らしい足跡は、ほどなくして雪に埋まった。
立川市の猫

関連記事一覧

  1. ひたちなか市の猫
  2. 国立市の猫
  3. 立川市の猫
  4. 府中市の猫
  5. 福生市の猫
  6. 川崎市の猫

お知らせ

ブログ内のコンテンツは、クリエイティブ・コモンズ国際ライセンスの下に提供されています。非営利・著作者明示・不改変の条件に従う限り、自由にご利用いただけます。リンク先に表示される寄付の要求は、本ブログとは関係ありません。本著作係採用創用CC國際授權條款授權。鏈接上顯示的捐贈請求與此博客無關。This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License. The donation requests that appear in the links are not related to this blog.
Creative Commons License

ブログ内検索

タグクラウド

最近の記事

  1. 金沙鎮の猫
  2. 八王子市の猫
  3. 福生市の猫
  4. 府中市の猫
  5. 所沢市の猫
  6. 川崎市の猫
  7. 会津若松市の猫
  8. 日野市の猫

アーカイブ

日月出没

PAGE TOP