先日も書いた通り、昨年12月から使っていたPENTAX K-3 IIは、猫の顔検出が苦手のようだったので里子に出した。K-3 IIは現時点でPENTAXのAPS-Cサイズにおけるフラッグシップ機であり、その上となるとフルサイズのK-1になるわけだが、重量的にも大きさ的にも毎日持ち歩くことは非現実的で、機材の価格も跳ね上がる。俺はいつ壊れてもいいつもりで雨や雪に濡らしているが、高価な機材を使って本当に壊したのでは涙ちょちょ切れる。……というわけで、新たに購入したPENTAX KPを今日から使うことにして、テストを兼ねて午後からちょっとだけ猫探しに出かけてきた。
夕刊配達のバイクが走り始めた14時半すぎ、家を出てすぐに見かけたのは茶ファミリーの誰か。
なんか君の顔ってパーツの配置が×型だよね。今後何度会っても、懐いてくれる気がまったくしないよ。
何となく電車に乗って、何となく降りたのは矢川だった。ブアイソーズ公園には放課後の小学生がわんさかいて猫どころではなく、20分ほど歩いて国立市の外れまで来て、ようやく1匹目を見つけた。あれは顔見知りの薄色三毛。
異質な気配を察して黒いのも現れた。あいにくご飯の人ではないのだよ。
小川にかかる小さな橋を渡っていると、新緑に目立ちまくりの小動物を発見した。
げんなりした顔つきで止まった茶トラ白。猫って時々言葉通じるよな。
西日の差すゆっくり駐車場入口。黒が2匹佇んでこちらを見つめていた。
しばらく身を隠して、さっきの黒が2匹揃うのを待ってみた。逃げた方は少しお年を召しているようだ。
ゆっくり1号の状況については、今日は家の人に会うことができなかったので、次の機会に確認したいと思っている。