最も暑い一日になるとの予報に違わず、今日は関東各地でかつてないほど気温が上がり、群馬県の伊勢崎で国内最高記録を塗り替える41.8℃に達したほか、東京都内でも青梅の40.4℃を筆頭に八王子で観測史上最高の40.3℃、府中でも観測史上最高の40.0℃と軒並み40℃の大台を超えた。
不要不急の外出は控えるようにとの呼びかけはあったものの、こういう日に外猫たちがどのように過ごしているか、この目で確かめたいというのが俺のテーマでもあるので、在宅勤務の昼食で外出するついでにいくつかの猫拠点を覗いてきた。もちろん40℃超えの散歩は一日一猫史上でも最高記録で、この次となると2018年7月23日の39.3℃、そして2023年7月12日の39.1℃と続く。このレベルの日に猫を探して歩き回るなんて頭おかしいと自分でも思うが、好きでやっているので放っておいてください。
多磨霊園(という名の駅)をスタートした12時半から15分ほど経過し、そろそろ休憩しないと死ぬぞーとカラータイマーが赤点滅し始めたころになって、ようやく1匹目に遭遇した。
いつもは楚々とした佇まいの子(一例)。誰も来ないと思って油断していたね。
この季節、車の下チェックは欠かせないけど、こんな暑い日に屈んだら血管が切れそうになるからね。
地面がコンクリート舗装だからまだ寝ていられるのだろう。猫の体温を優に超える気温となると、熱を吸収しやすいアスファルト舗装では車の下まで熱くなって無理だと思う。
多磨霊園の散歩を終えたところで八王子の気温が40℃を超えそうなことを知り、猫ヶ丘にも少しだけ顔を出してみた。
馴染の黒の表情に余裕が感じられるのは、猫ヶ丘の上の方が森に囲まれているからかも知れない。八王子アメダスが40.3℃を記録したのはこの5分後のことだった。