ひたちなか(勝田)へ向けて出発した23日の夕方、立川で中央線に乗り換える前にパスポートセンターで新しいパスポートを受け取った。これでようやく台湾の国内線や宿泊施設を予約できることになり、早速今日は渡航初日に乗る予定の台北松山~金門と、2日目に乗る金門~高雄の予約を済ませた。コロナでお預けを食っていたため今度の猫旅はやや奢っており、国内線はあともう1往復、台東~蘭嶼も利用することにしている。ただしこちらはDHC-6-400という19人乗りの小さな機体で、しかも離島居住者の足を確保するため、ビジターのオンライン予約は4席までに制限されている。こんな条件で果たして予約できるのか、やってみないと分からないが、もし取れなければ2018年1月にも訪れた鵝鑾鼻にでも行ってみるつもりだ。あの時予約を忘れられていた台湾最南端の宿は今も営業しており、その後の話ではどうやら猫を飼うようになったらしい。
それはさておき今日の記事は昨日の長い散歩で見かけた猫たちの続き。街なかを過ぎ、木立に囲まれた広場に差しかかると、こちらに気づいた猫が鳴きながら近寄ってきた。
この辺りに暮らす猫は何匹かいるが、人前に出てくることは割と珍しい。
なぜかというと、通るたびに鳴き声は聞こえるのに、会えたのは1年ぶり二度目だから(去年12月の様子)。ご飯の人と勘違いしていたらしく、途中で止まってしまった。
フェンスの近くから動かない。そこならすぐに逃げられるものね。
ほとんど枯れ野と化した川沿いの緑地。地面で伸びているのがいた。
顔をもたげてこちらを眺めているのは馴染の薄色三毛。元気にしてたかー。
見かけるのは5月以来。2019年の台風19号では洪水でねぐらが流失するなど、波乱万丈の人生を送っているが、現在は面倒を見てくれる人がいて安定しているようだ。
目つきが悪いのは地顔。今のところこれ以外の表情を見たことがない。
もともとここはもっと深い木立だったが、いつの間にか伐採されて、むしろ汚らしく見えるようになった。冬の野火を警戒するならもっときれいに片付ければいいのにね。
目を皿のようにすれば数多の猫が見えてくるところ、少し疲れたので、たまたま気づいた猫にロックオンしてみる。
落ち葉の絨緞は気持ち良さそう。ちょっとだけ写真を撮らせてね。
付き合ってくれたお礼に美味しいカリカリを進呈して、広大な緑地をあとにした。散歩開始から2時間10分が経過していたが、途中の足止めが多く、歩いた距離はこの時点で5.7kmとそれほどではなかった。この続きはまた今度(こちら)。