昨日の大月散歩は出発が早かったので6時半前に散歩をスタートできたが、それよりだいぶ近いはずの相模原へ行くのは意外に面倒で、乗り換えは1回で済むものの駅舎が物理的に離れているため、分倍河原を出てから散歩をスタートするまで1時間もかかってしまった。横浜線沿線でよく散歩するのは片倉、橋本、相模原などだが、自宅から行くとなると京王八王子か京王片倉でJRへ乗り換えとなり、前者は約700m、後者は約1kmも歩かなければならない。特に京王片倉~片倉の乗り換えは付近に猫が多いので余計に時間がかかる。
そんなわけで相模原に着いたのは6:45。あやめちゃんに早く会いたくて急ぎ足で歩いていると、とある民家の隙間に猫が挟まっていた。
シャッター音に気づいて頭をもたげた。写真からは正確な毛色が分からないが、この子はサバ渦白。色斑がそれほど大きくないので、全身写真から見分けるのもなかなか難しいのだけれど。
次の猫も隙間猫。月曜日の7時という最も雑踏する時間なので、人目を避けているのかも。
こういう構図で撮ると絶対に猫にピントを合わせてくれないPENTAX。
なので裏手に回ってみた。これでもお尻に合焦することがあるのでPENTAXは油断ならない。ちなみに猫撮影の時は基本的に1点測距で、フォーカスモードはAF-Sにしている。
あやめ邸にほど近い路地。侵入者を捉える鋭い視線が分かるかな。
2014年12月以来、6年8ヶ月ぶりの三毛。ごくたまに見かけることはあったが、いつも逃げられてばかりいた。
あやめちゃんは敷地から出てこない。朝ご飯を食べ終えると猫は基本的に動かなくなる。
今朝の散歩コースは相模原から多摩境。ゴールが近づくにつれて上りの急勾配となり、日差しにやられてゾンビの行列と化した通行人を黒い影が眺めていた。
丘の上に住む黒。何年も前から猫影を認めていた場所だが、カメラに収まったのは今日が初めて。
黒はムズカシイので、角度を変えて何ショットか撮っておく。一通り済ませたあと、母屋に向かってお礼を言うと、奥から「はーい」と返事する声があった。ここはもともと広大な畑を望む高台の一軒農家であり、畑のすべてが宅地に変わった今も、大らかな気質は受け継がれているようだ。