19時半すぎにプチ旅行から帰って、我が家の2匹とまったり中。今はマコちゃんを膝に乗せてこれを書いている。
行きの新東名も帰りの東名も順調に流れて、往復の所要時間は予想より短くて済んだが、500kmあまりの行程を1泊で済ますのはちょっと無理があった。猫探しに時間を割いたら、ほかのところを観光する時間がなくなってしまった。新婚の時から何度か一緒に行っているコースなので、どうしても見ておかなければ気が済まないというほどの場所はないんだが、もっとまったりする時間があっても良かった。普通の旅行と猫旅は分けてやらないと、どちらも中途半端になるということを学んだ。
限られた時間だったので、1泊2日で会った猫はごく少数。初日は大井川鉄道の新金谷から金谷まで歩いて、写真に収まったのはサバ白1匹だった。
2日めの今日は、宿泊地である井川の集落を散歩してみた。俺自身は10代のころから何度も来ているし、新婚旅行に来た場所でもあるし、土地鑑はあるんだが、猫を探して歩くのは今回が初めて。ここらの猫はどれも警戒心が強いと宿の女将に教えられた通り、見かけた猫のほとんどに逃げられた。
ようやく見つけたこの2匹も、母親と思しき三毛が即座に逃走。
子猫の方は警戒心より好奇心の方が勝ったらしく、なんとかここまで近寄れた。
ダム湖に落ち込むような傾斜地を1時間あまり歩き回って、見かけた猫のほとんどに逃げられ、しょんぼりして宿の前まで戻ったら、道路の脇に1匹いた。灯台下暗し。
もしかしたら、別の場所に子供たちがいて、離れた場所へ誘導されていたのかも知れない。
静岡市街へ抜ける林道を走っていると、道路端に猫発見。車を止めて近寄ったら遠くへ逃げてしまった。
この状態で両者しばらく固まっていたが、やがて茶トラ白は茶畑の中に入っていった。
この道も何度か通った道。いずれまた夫婦二人で来ることがあるだろう。