半年ぶりの猫集落(2)


奥多摩町の猫

 もともと昨日は妻の用事に付き合う予定で、奥多摩には今日行くつもりだった。予定を入れ替えたのは今日の天気予報が芳しくなかったからだが、これほど寒くなるとは思わなかった。日付が変わった時点で10.0℃だった気温は徐々に下がり、16時台には0.6℃を記録。降り続いていた雨は大粒の雪に変わり、その一方で、近所ではナガミヒナゲシの花が咲き、都心では桜の開花宣言が出されるという風変わりな週末だった。予定を入れ替えておいてよかったと胸を撫で下ろしたものの、猫草をはじめ、激辛唐辛子などの種蒔きがなかなかできないのが困りものだ。
 猫の方は奥多摩猫散歩の後半を。いつものように青梅までは電車で行って、そこからカーシェアリングの車に乗り換えて、氷川に入ったのは8時前。駅前の三毛姉妹など、いくつかの猫拠点で空振りだったものの、見かけた数自体は多く、アップダウンの多い集落を1時間45分も歩き回ることになった。
 玉石練積の擁壁から若いキジトラが顔を出した。
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 その下方には似たような年恰好の黒白。これは兄弟かも。
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 カメラを向けると動きが止まってしまう。だいぶ警戒されているみたい。
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 なかなか近寄れないところを頑張って、お花のところでもう1ショット。体格からすると去年の子猫かも知れない。
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 峡谷を渡って北側斜面の猫拠点にも立ち寄った。これはとある猫民家を高台から覗き見たところ。
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 下りてきたのはいいけど、ここからのアプローチだと逃げられるんだよなあ……。
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 逃走を図ったキジ白は何とか地面に留まった。興味の方が勝ったみたい。
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 ちなみに三毛は去年9月にも見かけた子。やっぱり去年生まれたくらいの年齢かな。
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 氷川散歩を終えて車に戻ったのは9時半ちょうど。再びハンドルを握り、通行止めが解除されたばかりの狭隘な山道を、30km/hほどのスピードでゆっくりと進む。翌日からは路線バスの折り返し運転も再開されるとのことで、大型車が1台通れるくらいの幅員は確保されていたが、復旧工事自体はまだ当分かかりそうだった。それに今回はあくまで部分開通であって、街道の最奥部は未開通だ。ゴールデンウイークごろを目指して復旧に努めているとのことだが、それでもバスなどの大型車は入れないそうなので、観光客が戻るにはまだ時間がかかるものと思う。
 俺の目指す猫集落は観光拠点でも何でもなく、単なる限界集落なので、道路開通直後というのに、行き交う車といえば工事関係者くらいのもの。去年9月以来半年ぶりに訪れてみると、台風被害などなかったかのような静かな佇まいを見せていた。
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 細い杣道を猫が通せんぼしている。
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 この子は去年5月以来。ほかにも2匹の兄弟がいたが、ハクビシンと思しき野生動物に襲われて死亡した。俺が猫集落の訪問を急いでいたのは、ここがそうした厳しい場所で、会える猫には会えるうちに会っておきたかったからだ。
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 ほかのメンバーもぼちぼち出ている。元気にしていたようだな。
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 去年の子猫も無事に成長したようだ。この子はちょうど1歳くらいだと思う。
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 おや、君は初めて見る顔だね。こんなに立派なチョビ髭は記憶にないなあ。
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 さっきのキジトラと一緒に動き回っているので、兄弟かも知れない。ハクビシンには気をつけなければいけないよ。
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「そんなの分かってらい」
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 母と思しき三毛も登場。この子は春に会うたびに身重みたいなお腹をしている(一例)。かなり多産のようで、現在猫集落で暮らす若手の多くは、この子の子供たちではないかと思う。初めて見かけたのは2015年2月だから少なくとも5歳以上で、毛色からすると、かつて下の段で暮らしていたこの子の子孫ではないかと睨んでいる。なお、現在下の段には1匹の猫もいない。
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 膨らんだお腹をゆすりながら、三毛はいつものコースを巡回に出た。俺も氷川に戻ることにして、この日の猫散歩を終えた。帰りしなに立ち寄った山腹トリオの駐車場に猫の姿はなかった。
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