昨日は出先で緊張しすぎたせいか帰宅してから偏頭痛が始まってしまい、あまり体が休まらないまま今日明日の日勤に突入した。交代勤務といってもほとんど夜勤ばかりで、たまさかの日勤はとても貴重なので、どこを散歩するかかなり迷ったが今朝のところは立川～高松にしておいた。当初はほかの場所を考えていたが、家を出てみると思いのほか雲が厚くて暗く、どうせ行くならもっと条件のいい日が良かったので延期した。
立川をスタートしたのは6:15。やや風が強く、寒く感じるくらいだったのでどうかなと思ったが、上矢印邸の定位置に薄ぼんやりと猫影が見えたので一安心。でも鉢割れの形が矢印じゃないみたいね。
誰かと思ったら流れ者の茶霜降り白だった。久しぶりに会えて嬉しいけど、上矢印ちゃんはいないのかー。
地面には相方の黒白もいた。いずれにしてもみんな今年になってからは初めて。明けましておめでとうございます。
今ではほとんど猫を見ることのなくなった旧猫旅館付近。今朝は珍しく茶トラ白が出歩いていた。
警戒して足を止めた。会うの初めてじゃないんだから、こっちへおいでよー。
「いや、いいです……」
7時を過ぎてもまだ静かな住宅街。細い路地の脇でキジ白がちんまりしていた。
ここで猫を見るのは久しぶりだけど、君の顔は覚えているよ。
何という偶然か、帰宅してから調べたところ、この子に初めて会ったのは2013年4月23日。明日でちょうど10周年を迎えるのだった（しかも前回から5年ぶり）。まったく同じシチュエーションが今月上旬にもあったばかりで、そういう意味では俺は出会いに恵まれているのかも知れない。
また遊びにくるから元気でいてね。
まっすぐに伸びる路地の遥か向こうから猫がやってきた。
しかし、この有様。せめてもう少しと思って粘ってみたがダメだった。
米軍ハウスの猫は起き抜けの水を飲んでいた。
「起き抜けじゃないよ。これから寝るんだよ」
こんな天気じゃ起きていてもつまんないか。それじゃおやすみー。
……などとフェイントかまして塀の上からもう1枚。12年もやってるんだからその手には乗らん。
市内のところどころに残る旧法準拠の細い路地は猫の巣窟。次の猫も黒白だね。
この子は隣の路地で暮らしている3匹のうちの1匹。ほかのみんなも元気にしてるかな。
「はーい」
ずっと会いたかった子に会えた！ 元気だったかー。
「元気だったよー」
人懐っこいサバ白は去年8月以来。ごろごろすりすりが一瞬止まった隙を狙って何とかもう1枚撮影し、駆け足でモノレール乗り場へ向かった。せっかく久しぶりの子や会いたい子に会えたのに、暗くてきれいに撮れなかったのは残念だった。
