いちいちここには書いていないが、色々とストレスフルな日々が続いていて、やってられなくなってきたので、今年の冬も台湾へ猫旅に出ることにした。できれば高雄を起点にして台南や台東を歩いてみたかったが、俺はまだ台湾初心者なので、今回も大人しく北部の都市部を中心に回ってみる。成田まで行く手間がかかるとはいえ、自分の田舎(函館)に帰るよりぜんぜん安く済むのだから、いい時代になったものだ。お陰で北海道にはまったく足が向かなくなった。
猫関係業務の方は、今夜の夜勤前に実施するつもりだが、見つけられたとしても当日中に載せることができないため、13日の続き(3回目)を予約投稿で紹介する。この日の散歩は大盛況とは行かなかったものの、中途半端にたくさんいたので、2回では載せ切れないし、3回に分けるにはやや足りず、構成に苦労した。
4時間にわたる長い散歩は終盤に差しかかり、自宅から1km圏内までたどり着いた。この距離を「近所」と表現するのが適切かどうか知らないが、引っ越して半月が経ち、猫影の濃い街であることは分かってきた。いつも茶トラ白を見かける崖の斜面に、この日は別の猫が当然のような顔をして座っていた。
川沿いの歩道にも1匹佇んでいた。きっといつもの茶トラ白だけではないだろうと思っていたけど、やっぱりいたんだな。
しかし、人懐っこくはなかった。一本道を近寄ったせいか、前に進んだ分だけ離れてしまう。
フェンスが途切れたところで藪の中に入ってしまった。逃げ切らないでこちらを見つめているのだから、時間をかければ何とかなるのかなあ。
茶トラに諭されて元の場所に戻ると、1匹増えていた。左側がいつも見かける茶トラ白。
睨んでいるな。手ぶら野郎が引っ越してきたと人相書でも回ったかな。
崖下の広い空き地はフェンスに阻まれて、人間は立ち入ることができない。茶トラ白は余裕かましている。
一方こちらはカラーポイント。分かりにくいけど、左の目尻にクリーム色が混じっているので、キジ三毛がカラーポイント化したものだと思う。
広いグラウンドの向こうから、こちらを眺める猫発見。6日にも見かけたオッドアイだ。
普段から可愛がられているらしく、慎重にやれば懐きそうな感じ。家から500mほどの場所なので、今後もたまに来てみる。
静かな住宅街の道端に佇んでいたのは、まだ若そうなクリーム猫。近寄れるかな。
この日は午後から自転車の納品がある予定で、13時までに帰るつもりでいたが、この時点で12:50。「あと5分ぐらいで着きます」と配送業者から電話がかかってきた。自宅まであと200mを残すところであり、5分あれば余裕と思っていたら、前方に猫的な何かを発見した。
シャッター音に気づいて、寝ぼけたままで首をもたげた2匹。白斑の有無は違っても、眉間のM字ラインが螺旋状になっているところが似ている。たぶん兄弟なんだろうな。
キジトラかと思っていたけど、二毛のようだね。新居の近所はまだつぶさに歩いていないけど、ここらも猫の巣窟のようで、張り合いがありそうだ。もっとも、以前から猫散歩で何度か来ているので、まったく見知らぬ土地というわけではなく、どこにいるかはある程度分かっているんだけれども。
13日の長い散歩はこれで終了。現時点でまだ載せられずに残っているのは、奥多摩散歩の最終回。これはたぶん次の夜勤あたりになると思う。