今日はまず一昨日の奥多摩散歩の続きから(前回の記事はこちら)。
運良く無尾のキジ白に出会えたが、尻尾の形状を分かりやすく撮ろうとしたら逃げてしまって、見失ったので、ひとまず上の段に登ってきた。しかし、いつもなら何匹もの猫たちが集う広場に猫影はなく、辛うじて集会場の片隅に黒白が佇んでいるのみだった。
ただ1匹の黒白も建物の裏に消えてしまって、手持ち無沙汰になったので、広場の片隅の丸太に腰かけて一服していると、思いがけずさっきの無尾猫が登ってきた。
特に人懐っこいわけでもない無尾猫を、何とかお尻側から撮った1枚。ボブテイルのようなポンポン風の尻尾ではなく、ほとんど無尾と言っていいレベル。ただ、前回書いたマンクスのM遺伝子由来かというと疑問が残る。マンクスの無尾は優性遺伝であり、自然繁殖しているこの土地で、ほかに無尾の猫が現れないのは不自然だからだ。もっとも、マンクスと普通の猫を交配しても、子猫が無尾になる確率は2分の1にすぎないのではあるが(Mm×mm。MMは致死なので親としてはあり得ない)。
とりあえず無尾猫の写真を撮ったので、満足して下の段に移動。猫民家入口で2匹の猫が見張りしていた。
しゃがんで写真を撮っていたら1匹追加。ここにはたくさんの猫がいるが、みんな個性的な顔立ちなので、そんなに何度も会っていない割に見分けはつく。
敷地で寛いでいるのも何匹かいた。さっき見かけたまだらの黒白も戻ってきているね。
この子は2011年11月に来た時からの顔見知り。元気そうで何より。
この日の猫集落はこれでおしまい。50分ほど滞在してバスで氷川に戻った。
奥多摩の帰り道、福生の西友に寄って買い物したので、ついでに飲み屋街を一回りしてみた。通りを横切る三毛発見。
そして今朝の出勤前。冷え込んで氷点下3.8℃まで下がった八王子に猫1匹。
暑かろうが寒かろうが、どんな天気でも猫のいる場所。見つけてもポケットから手を出す気にならず、この季節、早朝の散歩はもう無理と思った日だった。