絶好の行楽日和となった今日は福生や拝島方面を15kmほど歩いてきた。朝と日中の気温差が大きく、最低気温5.0℃に対して最高気温は20.9℃と着るものにかなり悩むレベル。今日の散歩は台湾猫旅に向けて体を慣らしておく目的もあり、やや厚着で消耗するぐらいがちょうど良かった。ちなみに最も長い距離を歩く予定の台東県南部は天気が良ければ30℃ぐらいまで上がるようで、体力的には今日よりもかなりきつくなると思うが、いずれにしても慣らしは必要だ。そのほか、ここのところ俺は腰や膝を含む関節痛に悩まされていて、散歩のあともしばらく痛みが残るようになっているので、どのぐらいの距離を歩けるか試しておきたくもあった。冬の間は冷え性が原因になっているところもあったが、今日のような20℃超えの暖かな日でもさして軽快しなかったので、恐らく加齢が原因なのだと思う。子供のころから胡坐すらかけないほど体が硬く、運動しないので筋力もなく、早い段階でこうなる素地はあった。
家を出たのは6時すぎ。近所の武蔵とクロエさんが自宅の前で所在なげにしていた。
日の出が早くなるとともに、早朝から見かける頻度が高くなってきた。やっとこの季節が巡ってきた……。
来週から夜勤も始まるし、以前みたいにたくさん会えたらいいな。
西の猫民家の黒白はご飯待ちの態勢。暗がりにちょこなんとしていた。
呼んでも出てこないのは分かっているので門扉の下からアップを撮っておく。
福生駅をスタートしたのは1時間後の7:15。すっかり猫影の薄くなった駐車場を期待もせずに覗くと、塀の上に見覚えのある毛色を発見。
一昨年の暮れ以来の妹分Aは毛並みも上々で元気そう。この1年3ヶ月の間に妹分Bは姿を消し、この子のこともすっかり諦めていたので喜びもひとしおだ。初めて見かけた11年前から居場所がまったく変わらないというのも珍しい。
隣の路地には踊り子さんもいたが、この直後、奥の方へ歩き去ってしまった。
お土産のカリカリをひとつまみ与えてみたが見向きもしない。満腹ならそれに越したことはないけどさ。
朝のうちは気温が低いせいか、日差しを求める猫をぽつぽつと見かける。次は黒かな。
逆サイドに回って正面から1枚。じっとしているだけで体を温めてくれるお日様は本当にありがたいものだねえ。
黒白の相方は不在のようだった。また来るからよろしく言っておいて。
街外れの緑道にたどり着いたのはスタートから1時間15分後。気温はぐんぐん上がっているけど、まだ日陰には隠れないみたい。
閉鎖されたプールは広くて安全なお休み処。邪魔してくれるなというような表情でこちらを見ている。
茶トラは茂みに隠れてしまい、去年の暮れ以来のキジ白は切り株に乗っかったまま動かない。散歩はまだまだ続くが、紙幅が尽きたので今日はこれでおしまい。次回は街外れの黒から。