今日は休養日にしていたので軽く台湾猫旅の仕度をしたくらいだったが、昨日よりも穏やかな天気で日差しも柔らかく、散歩するなら今日の方が良かったかも知れない。明日出勤することを考えれば疲れを残すことに抵抗はあるが、少なくとも写真は今日の方がきれいに撮れたはずで、猫たちの毛色を記録したい身としてはやや悔いが残る。
今日紹介するのは2月10日〜12日の2泊3日で訪れた会津旅の連載4回目。最終日の12日は会津若松市内を前後半に分けて16kmほど歩いたが、前半の終盤で大量の猫たちがわらわらと現れたため、長時間足止めを食うことになり、嬉しい悲鳴を上げたところまでが前回の記事。広い駐車場はいつも立ち寄る馴染の猫拠点で、ある程度会えることは想定していたが、この日は天気が良くて残雪もほとんどなかったせいか、今までになくたくさんの猫に囲まれることになった。今日の記事は足止めついでに駐車場の猫たちを一通り紹介していくことにする。
前回最後に紹介した子猫が希釈色の灰トラ(blue mackerel tabby)だったので、恐らくいるだろうと思っていた希釈色がやっぱりいた。こちらは希釈遺伝子(dd)によって黒三毛の毛色が薄まったタイプ。
ここにはポイントさんも何匹かいて、毛色のバラエティーがとても豊か。去年来た時はシールポイントやレッドポイントもいた。
こちらはトラディショナルなキジ色。顔つきが似ているので普通なら血縁関係を疑うところだか、何しろここは数が多くて関係性の見当がつかない。
この子は初めて会津を訪れた2019年7月以来。目を細めているので分かりにくいけど、この子も青い目をしたカラーポイント。胴体の模様がまだら状になっているので、それに加えてティッピングも入っているかも知れない。
中にはまだ小さいのもいる。しばらく来ないうちにまた少し増えたみたい。
とりわけ人懐っこいのがこの2匹。キジ白はこの距離でもごろごろ言っているのが聞こえるくらい。
そんな俺たちの様子を薄色三毛が目を細めて眺めている。猫たちがわらわらと集まってくる夢のような動画はこちら。
……とはいえスタートから3時間半が経過し、正午になって少しお腹が空いてきた。今回は会津若松の市街地だけでなく、街外れにも足を延ばしたいので、そろそろお暇しようかな。
小柄な茶トラ白は南国風の大きな耳。今回初めて見る若い猫は去年の春に生まれたのだろうな。
逆三角形の顔とスリムな体躯は雪国ではあまり見ないタイプ。痩せているというより、シングルコートだからそう見えるのではないかと思うが、触って確認することはできなかった。
こちらは限りなく大白斑のキジ白に見えるけど、実は三毛。さっきお尻の匂いを嗅がれていた子。
会津猫旅は次回が最終回。名残を惜しみつつ駐車場の猫たちと別れ、お昼ご飯にラーメンを食したあとは散歩後半戦へと進む。