疲れているせいか、体のあちこちで炎症が起きている感じで、ついに古傷(?)の奥歯まで痛み出した。これは右下7番の根充が不完全だったために、根尖性歯周炎を起こしているもので、体調が悪くなると、思い出したように急性化する。痛くなるたびに歯医者に駆け込み、抗生物質を処方されて、痛みが治まると行かなくなっていたが、15年以上こんなことを繰り返しているので、いい加減ちゃんと治療しないと脳炎とかヤバいかも知れんな。
そんな感じで2日目の夜勤が明けて、職場を出た時の天気は曇り。気温も湿度もそう高くなく、距離の長い新座~東所沢でも歩こうかと思っていたが、駅に向かっているうちに日が差してきてしまった。この季節、日光が当たるのと、そうでないのとでは、歩ける距離がまるで変わる。あっさりヘタレて、猫関係業務は西立川から開始することにした。
諸般の事情により我が家では引っ越しを検討していたりする。最長2年の長スパンではあるが、「猫2匹が潜り込める一軒家」という条件があるので、早くから探し始めないと、なかなかいい物件に巡り会えない。空き時間にネットで検索していたところ、たまたま市内に良さげなのを見つけたので、散歩ついでに見物してみることにしたのだった。
駅を出て間もなく、最初の猫を発見。夏の風物詩、車の下で伸びる猫。
こいつは美人さんたちの仲間の黒白。懐くわけでも逃げるわけでもなく、まったく関心がないという挙動を示す。
候補物件は駅から徒歩12分ほど。日なたを避けて歩いていると、行く手に茶色いのを見つけた。
日陰で伸びるのもいれば、日なたを散歩しているのもいる。俺にはまだ分からないけど、そろそろ秋が近いということなのかな。
候補物件にたどり着いて何枚か写真を撮ったあと、猫密度調査のため付近を歩き回っていると、埃まみれの車の上で二毛が寛いでいた。
ボンネットの上のはお母さんだったらしく、不用意に近寄ったら、子猫と一緒にすごい勢いで逃げていった。ちなみに現場では子猫がどこに潜んでいたのか分からず、帰ってきてから写真を拡大して探したら、ナンバープレートの下に顔だけ見えていた(マウスカーソルオンで場所表示)。
自宅から立川にかけてのエリアは、これまでの4年あまりで相当つぶさに歩いている。候補物件の辺りにも何度か来たことがあって、1~2匹は写真を撮って載せているはずだ。引っ越す前から土地鑑があるので、こちらとしては候補として不満はなく、あとは「猫は1匹まで」という家主をどう口説くかが焦点となる。今までの例だと、敷金を上乗せしたり、契約書に「猫起因の損耗は借主負担」の一文を入れることで、合意してもらえることが多かった。
……まあそんなことはどうでもいいんだが、そのあとはバスに乗って場所移動。成隣小学校で途中下車して、某巨大神社に向けて旧道を歩いてみた。道中発見したのは黒白1匹。
前回見かけた時は調子が悪そうだったが、まあ持ち直しているようだ。滅多に会えない子に会えて良かった。
某巨大神社には今日も神猫1号の姿はなく、家まで直接帰れるバスがなかったので、途中で乗り継ぐことにした。30分ほどの待ち合わせの間、近くの団地をぶらぶらしていると、再び夏の風体を見つけた。