今日は朝から妻と出かけて、所用を済ませたあと、高幡不動で外食してお昼すぎに帰ってきた。どんな時でもカメラは持ち歩くが、今日はあまり猫探しに時間を割けず、朝見つけられたのは1匹だけ。それではちょっと淋しいってんで、帰宅する前に猫ヶ丘の猫たちの助けを借りた。
朝から天気は良かったが、東の空に厚い雲が残っていて、出かけてしばらくは暗くて寒かった。その雲がようやく途切れた3分後、早くも日なたぼっこに出てきた猫がいた。
13時すぎの猫ヶ丘。丸々とした茶トラ白が道端を嗅ぎ回っていた。
ここの猫、一時はほとんど見なくなっていたが、最近また少しずつ増えてきた。若手も何匹かいるようだ。
猫ヶ丘から坂を下りて茶ファミリーの縄張りに差しかかると、巡回中の三毛に行き会った。
草の種をくっつけている。かつて野生動物が担っていた種子散布の役目を、宅地化の進んだ今は外猫が代行しているのだな。
紙幅に余裕があるので、最後に我が家のマコちゃんをご覧ください。
先日、クリーム猫を載せた際、レッド系のティッピング(レッドシルバー、クリームシルバー、カメオ)について触れたが、実は我が家のマコちゃんもティップドカラーで、被毛の付け根が白く抜けている。今までマコちゃんの毛色は茶渦白だと思っていたが、ティッピングしているならI遺伝子座が優性に変異していることになり、このブログの分類を厳密に適用すれば「まだら」ということになってしまう。ちなみに、2009年7月に撮影したマコちゃん家族の写真を見ると、母は明らかにまだらの三毛で、子供たちも全員ティッピングのようなので、母はI遺伝子を優性ホモ接合(II)で持っていた可能性が高い。
結局は外観を目視判定するしかない世界なので、過去に遡って分類を見直すほどではないと思うが、マコちゃんのような毛色をまだらと呼ぶのは、かなり抵抗がある。今後はどうしたらいいかなあ。