毎朝4時とか5時に起きる生活が続いていたので、一日だけのお休みだった今日は贅を尽くして8時まで寝坊した。もっと遅くまで寝ていたいのは山々だが、早起きが習慣になっているので、窓の外が明るくなれば目は覚めるし、日が高くなれば部屋が暑くなるし、頻尿なのでトイレには行かなければならないし、どう頑張ってもそれ以上布団に張り付いているのは無理だ。天気が良かったので、朝のうちに洗濯物をやっつけて、あとの時間は本家サイトのWordPress化(の準備)と高校野球の決勝を見て過ごした。本家サイトは手作業でレスポンシブ対応しようと思っていたが、これから年内いっぱいはかなり忙しくなることが予想され、もはやそのような時間はまったくないので諦めた。
まあそんなわけで、今日紹介するのは、今月13日に京浜工業地帯で会った猫たちの続き。この日はあまり体調が良くなかったため、駅間を歩き通すような散歩はできず、いくつかの駅を電車で移動しながら、その周囲で暮らす猫たちの許を訪ねるというスタイルになった。
初っ端からあっかんべーの黒は、前回に続き、とある支線の終端駅で見かけた子。
奥の方にも2匹いるのが見える。電車が到着するまでは、こうしてのほほんと過ごしていた猫たちだが……、
その辺を一回りして再び戻ると、一箇所に集まってごろごろしていた。どうやら通勤客がまたたびの粉を撒いていったらしい。
またたびの感受性すごいな。我が家の2匹はそれほど興味を示さないんだけどな。
これは少し時間が経って、ほとぼりが冷めてきたところ。またたびで酔っ払っている姿ばかり撮ってもつまんないからね。
7時半を過ぎたところで次の駅に移動。1匹ぐらいホームで伸びているだろうと思っていたら誰もおらず、もしかしたらと思って駅舎の裏を覗いたら2匹隠れていた。
カメラを向けているうちに姿勢が崩れてきたので、きっと人懐っこい子。足だけ見えているのは角度的に撮影不能だった。
呼んだらホームに上ってきたが、不用意に近寄っては来ない。少し離れた場所でこちらの出方を窺っている。
湿っぽい視線の白。去年10月に来た時はもっとたくさんの猫が出てきたが、この日は以上の3匹だった。
再び電車に乗り、最後の駅に降り立ったのは8時すぎ。色々と慌ただしいのは、日が高くなって気温が上がる前に回らないと、猫が引っ込んでしまうからだが、心配するまでもなく、日陰で2匹の猫が寛いでいた。
この駅を訪れるのは2015年1月以来。以前から猫のいる駅として有名だったが、諸般の事情で急速にメンバーの交代が進み、俺が見知っている中で残っているのはこいつだけになったようだ。初めて会ったのは2011年8月で、今回は2013年6月以来5年ぶりの再会。
電車の到着とともに茶色いのも現れた。茶色と黒白は初めて見る子。
この子の毛色は茶霜降り。いわゆる一つのレッドティックドタビーというやつだね。
君の先輩たちは、みんないなくなっちゃったと聞いていたので、足が遠のいていたんだよ。
この日訪れた駅はすべて工業専用地域または工業地域にあって、環境が悪いのはもちろん、埋め立て地なので水に乏しく、面倒を見てくれる人も限られている厳しい場所だ。次に来た時、この子たちに再会できる確率は低い。