今日の最高気温は34.7℃だったが、朝のうちは気温の上がり方がやや鈍く、近場を散歩コースに選んだのは正解だった。今朝は先日雨で流れた豊田駅~猫物流跡地~北八王子駅を歩いた。
猫物流には先々月も訪れたが誰にも会えず、その前となると4月に遡る。同じ日野市内なのにあまり頻繁に行けないのは、交通の便が悪すぎるからだ。日野市に限らず東京の衛星都市というのは、都心に出るための交通網は充分に整っていても、それ以外はてんでお粗末というケースが多い。市役所とか市立病院ならコミュニティバスがカバーするが、それ以外の需要は極めて低いと思われ、我が家から直接猫物流へ行ける交通機関は存在しない。
1匹目は猫ヶ丘の高台で見かけた茶トラ白。時刻は5:55でまだ太陽が低く、路地に日が差すのは当分先。
前足を中途半端に畳んでいるのが可愛らしい。毛色がキジ白だったら我が家のサチコに似ているかも。
スタート地点が豊田駅なので散歩開始は6:15と早かったが、猫はなかなか見つけられなかった。あらかじめそうなることを予想していたので、バスに乗る前に猫ヶ丘を回ったわけだが、あまり長い間見つからないと、強い日差しにやられて心が折れそうになる。猫物流跡地にたどり着いて猫の姿を認めた時は、砂漠でオアシスを見つけたような気分だった。
車の下に父もいた。2匹とも無事に過ごしていたようで何よりだよ。
ここにたくさんの猫が遊び暮らしていたのが夢のようだ。猫物流が倒産した際、子供たち(婆さんにとっては孫たち)は片倉台に連れて行かれたという説もあり、訪ねて行きたい気持ちもないではないが、傾斜地を当てもなく彷徨う気力がどうしても湧かない。
今朝は猫物流近くの民家でも猫を見かけて、これで茶トラ白が連続5匹目(プラス1匹逃亡)。ここまですべて日野市内だが、日野が茶猫だらけというわけではないので念のため。
最後の2匹は木立の原っぱに住む黒白とキジ白。朝食後らしく、まったりした雰囲気だ。
どちらもとても臆病なので、近接撮影はかなり難しい。今朝はこれでもだいぶ頑張っている方だ。