スーダラ1号の暮らす某巨大公園は、新型コロナウイルス感染症対策のため、3月28日から臨時休園が続いている。もうすぐ2ヶ月にもなるので心配になり、面倒を見ている人にメールしたところ、すぐに返信があって、園内の猫たちはみな元気にしているとのことだった。休園になってからというもの、一日二回の食餌配膳のほかは造園業者が訪れるくらいで、来園者に撫でられるのが大好きなスーダラ君は淋しそうにしているそうだ。ここ最近は新規感染者が減りつつあり、もう少しの辛抱で緊急事態宣言も解除されるはずなので、再開したらすぐにでも行って盛大に撫でてやりたい。
今朝の散歩は調布から。準備万端整えて5時半すぎに家を出たら雨が降っていたので、一旦引き返してドラクエ5で時間を潰し、9時近くになってから改めて出発した。結局は帰宅するまで霧雨から逃れることはできなかったけれども。
1匹目は顔見知りの麦わら。
「いつも口約束ばっかり。持ってきてくれたことなんかない癖に」
ベンチの下にカメラを向ける俺を、背後から眺めているのもいた。今朝は二毛が続くな。
切れ長の目をしたキジトラ。ちょっとだけモデルになってくださいな。
日差しのない霧雨の朝の猫影は限りなく薄く、10km以上歩いてカメラに収まったのは以上の4匹。へろへろになって帰宅すると、いつもの場所で武蔵が待機していた。
我が家の序列はサチコが最上位なので、縄張りは最も広くなければならない。体格ではマコちゃんに敵わなくても、サチコにはマコちゃんさえ出入りの許されない「庭」と「屋根」という広大な縄張りがある。ここを守るのはサチコの使命だ。