網膜裂孔に関しては経過観察のため9日と19日に受診しているが、現時点で剥離への移行は認められず、引き続き様子を見ることになっている。ただ、このまま剥離を防げたとしても、右目が使い物にならないという点において、何ら問題は解決していない。視界を遮る濁りや浮遊物(血液)がなくならないと私生活や仕事にも差し支える。視力も落ちているが、眼鏡を作り直そうにも、治療が終わらないことには、その段階にも進めない。
硝子体というのはとても代謝の遅い器官で、1ヶ月やそこらで浮遊物が解消するものではなく、完全には消えないこともあるそうだ。担当医師に相談したところ、ある程度は手術で除去することもできるが、手術であるからにはリスクを伴うので、時間が解決する可能性も考慮した上で判断して欲しいとの回答だった。次回は来月17日に受診する予定なので、それまで様子を見て、改善しないようなら手術してもらおうと思っている。
……で、今日は受診日ではなかったが、前回のレーザ手術の共済金請求に必要な診断書を書いてもらうため眼科へ行き、ついでに猫を探しながら散歩してきた。小金井市内は何度歩いてもなかなか猫に会えないので心が折れかかっており、今朝はヘタレて立川から国立までの1駅にした。盛況とは言えないものの写真の数が中途半端に多くなったので、今日は前半部分だけ紹介しておく。
最初の猫はご近所さんの三毛3号。5時半すぎという時間のせいか、黒煙ちゃんや武蔵はまだ寝ているようだった。
三毛ちゃんの向こうを京王線の電車が通過していく。東京の緊急事態宣言は未だ解けないが、今週に入って電車の乗客は明らかに増えてきた。
6時ちょうどに立川駅を出発して、最初に立ち寄ったのは上矢印邸。ここのところ何度訪ねても姿を見かけなかったが、今日は定位置に猫影が見えていた。
4ヶ月ぶりにやっと会えたと思ってファインダーを覗いたら、まさかの別猫。上矢印ちゃんと相方の黒白、元気にしているんだろうか。
ここ2〜3日は雨がちで、今朝も日差しはまったくない。こういう朝の猫はあまり動かない。
猫旅館の玄関前で隻眼の茶トラが朝食を待っていた。確かここは7時からだから、あと40分くらいかな。
「待つのは苦じゃないんだよ。僕たち肉食獣はそれが仕事みたいなものだからね」
身を低くしているのかしら。でもマンチカンとかいうのも存在するからなあ。
ここで写真の数が約半分。この続きはまた後日ということで。
それと、先日ようやく我が家の2匹の尿を採取できたので、デジタル尿比重計で測定してみたところ、生涯初測定のマコちゃんは1.0430で良好、サチコは1.0246で正常値とされる範囲より低かった。今後もこのまま何度か測定を繰り返したあと、食餌を「低たんぱく質・低リン・低ナトリウム」を謳う製品に変えてみて、数値がどう変化するか観察していくつもりだ。腎臓の場合は療養しても数値は上昇せず、下降のカーブが緩くなるだけだと思うので、未処置時のデータを取っておかないと、改善しているのかいないのかが分かりにくい。