やはり今日は奥多摩へは行かずに近隣の街で散歩を済ませた。昨日、猫集落への道路状況を町役場に問い合わせたところ、住民や関係者に限り車の通行が認められており、もし集落の知人に会うなどしたい場合は、栃久保のゲートまで迎えに来てもらうようにとのこと。歩いて行くこともできなくはないようだが、役場の担当者はいかにも通って欲しくなさそうな口ぶりだった。猫集落までの区間に崩落箇所はないものの、工事車両が行き交っているだろうから、そうした反応は仕方がない。
俺としても一日だけの休暇で奥多摩はややきつく、とはいえ今日は快晴になることが分かり切っていたので、出退勤時に立ち寄ることの難しい、立川の街外れの猫たちに会いに行くことにした。拝島時代は割と行きやすい場所で、今も何匹かの知り合い猫が暮らしているが、分倍河原からだと1時間以上かかるので足が遠のいている。ちなみに前回訪れたのは平成時代最後の猫散歩(4月29日)だった。
散歩スタートは8時すぎ。広い駐車場の隅に黒白がいた。
あの黒白はとても警戒心が強く、近寄る素振りを見せただけで逃げてしまう。半年ぶりだけど元気そうで何より。
ここらで時々見かける子。無目的に佇んでいるわけではなく……、
毛並みがきれいなので、どこかで飼われているのかも知れない。地位は高いようで、縄張りに入ってきた猫を威嚇するなど、地域の治安維持に余念がなかった。
ボブテイルの茶トラは4ヶ月ぶり。涼やかな目元が特徴の子。
気温は19℃ほどで閾値は超えていないが、日差しが強烈なせいか、猫は微妙な位置で寛いでいる。
こんな快晴の日の散歩は楽しいけど、黒猫に会った時だけは微妙な気持ちになる。なにしろ被毛がテカテカに写ってしまって美しくない。ちなみに雨の日の様子はこちら。
捻転した下顎の犬歯がとても気になる。今日はプレス機の音が聞こえてこなかった。