親密なカンケイ


国立市の猫

 ここのところ雲一つない秋晴れの日が続いていて、出勤日であることを恨めしく思ったりもするが、今月は台湾猫旅で6連休するので贅沢は言えない。この季節、フィールドに出て写真を撮るなら、台湾より国内だよなあと思わないでもないが、台湾旅行を真冬にすると雨に降られるし、日も短いし、それはそれで残念な思いをする。実際、1月上旬に渡台した前々回の猫旅は、5日間のうち半分が雨で旅程の変更を余儀なくされたし、逆に11月中旬に渡台した前回の猫旅は、今までにない好天に恵まれ、一滴の雨に当たることもなく162匹の猫に遭遇した。
 とはいえやはり紅葉と猫を愛でたい気持ちは強く、一日だけの休暇ではややきついにしても、奥多摩あたりへ行きたいとは思う。問題は台風19号の影響で猫集落へ至る道路が通行止めになっていることで、報道では「孤立」という表現を使っていたが、車両のみ規制されているのか、徒歩なら通れるのか、詳しい情報が見つからないので分からない。氷川から猫集落まで歩くことは厭わないが、片道1時間以上かかるので、そうなるとやはり一日だけの休暇で行くのは重いかも知れない。
 今日は4連続日勤の3日目。日曜日の朝は人通りも少なく、気兼ねなく猫を構えるのでいつも行き先に悩むが、今朝は谷保のスクーター二毛に会えればと思い、6時半ごろ家を出た。分倍河原から谷保までは2駅で、まだ影の長い商店街を覗いてみると、常駐の灰白が朝日に向かって佇立していた。
国立市の猫

国立市の猫

 真正面にお日様があるのでしかめっ面だけど、人懐っこい子。
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 ほらね。
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 人懐っこい灰白を撫でていると、気配を察した相方が現れた。
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 一日の始まりは嗅ぎ回りから。今日もナイススメル。
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 恋人同士のように仲の良い2匹。体温と日差しで朝からぬくぬく。
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 時々思い出したようにこの街を訪れるが、2匹揃って遭遇することはあまりない。今朝は運が良かった。
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 そんな俺たちの様子を遠巻きに見て、にゃあにゃあ鳴いているのもいた。
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 近寄ったら鳴き声が大きくなった。お腹が空いたかー。
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 近所の軒先に置かれていた空っぽの皿は、きっとこいつのだろう。日曜日だから配膳が遅いのかも知れない。
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 花咲く路地の彼方、車の下で日に当たる2匹の猫発見。
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 背伸びしながら出てきたのは顔馴染のサバトラ。真東を向いているので眩しそう。
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 茶トラはスクーター二毛の相方。臆病なヤツなので、いくら呼んでも車の下から出てこない。
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 肝腎のスクーター二毛には会えずじまいで、最後に見かけてから1年3ヶ月も経ってしまった。元気にしていればいいんだがなあ。
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