来週の月曜日は最高気温28℃と予想されていて、それが本当ならあと5日間頑張ろうという気になるんだが、気象庁は頻繁にゴールポストを動かすので信用ならん。前日になって天気予報のサイトを開いた時に、36℃とかに変わっていた時の絶望感が分かりますか。
夕立が降らないので夜の気温が下がらず、夜の気温が下がらないので日中も暑いまま。今日も安定の猛暑日で35.5℃を記録する中、夜勤明けの散歩は多摩センターから堰場バス停までの3.9kmを1時間半かけて歩いた。距離の割に時間がかかっているのは頻繁に休憩を取ったからで、そうでもしなければこのクソ暑い時期に夜勤を挟んで10kmも歩けない。唐木田から1駅だけ電車に乗り、多摩センターをスタートしたのは10:40。最初に谷戸の六花咪を訪ねてみたが、いつもなら藪蚊が多くて一時もじっとしていられない場所なのに、今日は20分以上滞在してほとんど刺されなかった。気温が高すぎる上に雨も降らず、蚊も活動できなくなっているのだろう。この谷で元気なのは猫だけらしく、猫好き人間の気配を察した六花咪の声がすでに谷間にこだましている。
日陰で腹這いになる六花咪。1ヶ月ぶりだけど元気にしていたみたいね。
写真ではお澄まししているように見えるが、いつにも増してごろごろすりすりが激しく、スラックスが毛だらけになってしまった。携帯用コロコロ持ってきてないのにー。
荷物を増やさないようにしているので、今は携帯用コロコロの代わりにエタノールのスプレーを持ち歩いている。でも君に会う時はどっちも必要だなあ。
汗が止まらないのでもう行くよ。たまお君にもよろしく伝えといてね。
「この辺りは緑が多いから、これでもだいぶ過ごしやすいんだよ」
橋の上でうだうだやっているうちに、たまお君が現れるかも知れないと思っていたが、やはり出てこなかった。あいつの縄張りは意外に広い。
君は3月の雨の日にもここで休んでいたね。
時間が経っても居場所を変えないのは、ここが変化に乏しい安定した土地だからだろう。猫にとってはニュータウンよりも旧タウンの方が居心地がいいようだ。