行きつけの床屋の電話が繋がらなくなり、またボヘミアンに逆戻りかと思って心配していたが、出勤がてら店の前まで行ってみたら、今月20日から再開するとの張り紙がしてあった。あの床屋がなくなると、新たな行きつけを探すのが大変なだけでなく、西立川を訪れる数少ない機会が失われて、トラ子さんや美人さんの妹など、あちらの猫たちとますます疎遠になってしまう。復活してくれるなら大変ありがたい。
もちろん床屋のシャッターを眺めるためだけに西立川まで行ったわけではなく、ついでに夜勤前の散歩も済ませようという魂胆。そのまま立川まで歩いてみたが、雲って暗くて寒かったせいか、まったく振るわない結果で終わった。
勇敢にもカラスを狙う三毛。この直後、郵便配達のバイクが入ってきて、みんな散り散りになってしまった。
トラ子ストリートを横切る美人さんの妹を見つけて、カメラを構えたものの、宅配便のトラックが通過して見失い、呆然としていたら塀の上にもいた。
この子も古い知り合い。赤味の強いキジ色は、美人さん一族の印かな?
遠かったので逆サイドから近寄ってみたが、足音で察知されてしまった。毛色は灰白のように見えるが、うっすらと縞模様が見えるのでサバトラ白(灰トラ白)かと。
師走に入ったから急に増えたわけではないだろうが、配送のトラックや公共工事などで街は慌しく、悠長に猫と戯れる雰囲気ではなかった。そもそも今日は出歩いている猫がとても少なかった。