早く行きたいと思っていた奥多摩へようやく行ってきた。もともと去年のうちに行くつもりだったが、年明けからコロナの陽性者数が爆上げしており、緊急事態宣言が出されては身動きが取れなくなるので、県外の散歩を優先してあちこち出歩いていた。東京都の場合、一日あたりの陽性者数は最大21,576人までになったが、ワクチン接種が進んでいることやオミクロン株の特性などから、今回は比較的軽症者の割合が多いようだ。 緊急事態宣言の発出も当面はなさそうで、県外の行きたいところにもそれなりに行けたので、ようやく奥多摩散歩の順番が回ってきたという次第。ただ奥多摩の場合はどこも山並みに囲まれており、もっと日の長い時期でないと撮影のスケジュール配分が厳しい。なので今日の猫散歩は普段よりもスタートを遅くして、猫集落へは行かずに氷川や留浦などを徒歩と車で回った。
分倍河原から立川、青梅と乗り換えて、奥多摩に到着したのは8:42。最初に見かけたのは馴染の鉢割れ黒白だった。急坂の頂だから見える風景。
鳴き声が聞こえたのでズームレンズを引いてみると、地面にもう1匹いた。
これは俺のことを覚えているというより、猫懐っこい人間をきっちり見極めているのだろうな。
2匹は折り合いが悪いみたい。あとから出てきた方は民家の敷地に引っ込んでしまった。
そういや最初の鉢割れのことをすっかり忘れてた……。
ほんの一瞬、静止したところを何とか1枚。肝の据わった子は舌を鳴らしたくらいでは耳すら動かさない。
しかし、すぐに逃走。引いた写真が撮れたのでこれは怪我の功名。
当初は氷川だけで完結するつもりだったが、北風が強かったせいか猫影が薄く、坂道を歩いて疲れてもいたので、カーシェアの車を借りて留浦の猫を訪ねてみることにした。途中、巨大黒白の住む猫民家へ4ヶ月ぶりの寄り道。
前回もでかかったが、今回は冬毛でさらにでかい黒白。モノトーンな猫散歩(猫ドライブ)の続きはまた明日。