今年は暖かくなるのが早いので、そろそろ猫草(燕麦)の種を蒔いてもいいころかなと思っているが、どうせ土をいじるなら、ついでにほかにも何か栽培しようと思い立ち、ネットで唐辛子の種を2種類買った。一つは激辛唐辛子で知られているキャロライナ・リーパーで、もう一つはインドジン・ウソツカナイというやつ。俺が唐辛子の栽培に凝っていた10年ほど前は、ブート・ジョロキアという品種が世界一辛いと言われていたが、現在はキャロライナ・リーパーがそれを上回るだけでなく、ドラゴンズ・ブレスやペッパーXといった、より辛い品種も開発されている。とはいえブート・ジョロキアの辛さも並大抵ではなく、収穫した実をプライパンで炒めてペペロンチーノにしたら、家中に刺激成分が広がって目も開けられないほどだった。あまりにも辛いので、ペペロンチーノのほかは自家製の辣油を作るくらいしか使い途がなく、残った実は乾燥させて米びつや衣装ケースの虫除けになった。ただ不思議なことに、そんな時もサチコだけは涼しい顔をしていた。
ブート・ジョロキアやハバネロの発芽率は70%程度で良い成績だったが、数年前にイギリスの種苗店から取り寄せたキャロライナ・リーパーは、10粒ほど蒔いた種がまったく発芽しなかった。そのため今回は保険として、インドジン・ウソツカナイという冗談みたいな名前の唐辛子の種も買った。インド人がそう言うならきっと発芽してくれるだろう。
今日の散歩は所用のついでに平山を一回り。あまり調子は良くなかったが、猫ヶ丘で何匹かの猫に会えた。
猫ヶ丘の茶猫の多さは安定的。個別の顔はほとんど覚えていない。
道路向かいは人懐っこい三毛ちゃんの家。冬の間は家の中で過ごしているそうで、外にはまだ出てこないみたい。
久しぶりに会えて喜んだのも束の間、カメラが嫌いなアビちゃんは、しょっぱい顔で奥へ引っ込んでしまった。
平山時代は家の窓から見えるくらいだったのに、引っ越してしまうとなかなか会えないものね。
背後にはクリーム白もいる。朝ご飯を食べ終えて、まったりタイムに入ったところ。
アビちゃんは平山時代のご近所さんで、こちらは現在のご近所さん。セットで見かけるのは去年9月以来。
転がりつつも武蔵の監視を怠らない。国境警備の重責を担う黒煙ちゃん。