夜勤の疲れはさほど残っていないはずだったが、今日は昨日よりも日差しがあって蒸し暑く、たった3.9kmの短い散歩だったのに途中でヘタレそうになった。丘陵地を歩くこと自体が間違いなのだとは思うが、多摩センターという勤務地でそれを避けるのはなかなか難しい。思えば立川勤務時代の散歩は今よりも遥かに平らだったから楽だった。去年までと違って今年は体のあちこちに痛みが出ているので真夏を乗り越えられるか分からない。日勤を多めにといったリクエストを出すのも面倒臭くなった。
六花谷の階段に差しかかると、すでにゴンが頂上で誰かが来るのを待っていた。
あんな長い階段を駆け下りるなんてすごいね。俺が同じことをすると空間識失調みたいになって、どっちの足を出したらいいか分からなくなるので怖いんだよ。
俺が先へ進むには階段を上らなければならず、ゴンもそれについてくるので無駄に一往復することになる。付き合わせてごめんよ。
時々茶トラを見かける旧タウンのアパートに今日は三毛がいた。
カメラに収まったのは以上の2匹で、そのほか敷地の奥で寝ているなど断念したのが2匹。そのうち1匹は4年前に一度だけ見た巨大三毛だった。こうして新たな出会いや印象的な猫との再会があれば、もう少し散歩を頑張れるかな。