明日は朝の涼しいうちに部屋掃除や洗濯などを済ませ、そのあとマコちゃんを病院へ連れて行くつもりだが、たぶん午前中の早い段階で35℃を超えてくると思うので、病院は日没を待ってからにするかも知れない。猫を病院へ連れて行く時はいつも体重と尿比重値のデータを持参しているほか、可能であれば尿もできるだけ持って行くようにしている。不要ならそれでいいし、もし必要と言われた時は出直すことなく速やかに提出して結果を知りたいからだ。しかし、大声でアピールしながらトイレに向かうサチコと違って、マコちゃんは忍者並みに気配を消すので気づきにくく、回数も少ないので採尿にはいつもかなり苦労する。以前は猫トイレに動体センサを設置してiPhoneに通知するようにしていたが、買ってから数ヶ月で故障してしまい、そのころはマコちゃんの健康状態に懸念はなかったのでそのままになっていた。今日は午前中から注意深くマコちゃんを観察していたものの、寝てばかりいてなかなかトイレに立たず、21時近くになってようやく小と大を同時に出してくれた。10時間ぐらい待ち続けてくたびれた。
そんなわけで明日はブログをお休みして家のことに専念する。今日の散歩でたくさんの猫に会えれば明日も休載せずに済むと思い、こんな季節でも何とかなりそうな横浜市内の猫住宅街へ1年ぶりに赴いてみたが、そこまで盛況ではなくその思惑は外れた。ただ内容は割と濃かったので片道1時間以上かけて行った甲斐はあった。
この毛色はクリーム渦白、いわゆる一つのcream classic tabbyというやつ。
意図的に交配している血統種なら珍しくもないだろうけど、12年も猫散歩して遭遇するのはこれが初めて。
こちらが引くに連れて猫も遠ざかって行く。もう少しアップで撮りたかったけど会えただけでもラッキーだった。というのも実は今日のコース、去年8月30日にも歩いていて、あのクリームもその時に民家の敷地の奥にいるところを見かけていたから。その日は大阪出張で新横浜から新幹線に乗らなければならず、時間が限られていたので泣く泣く諦めたのだった。
喜びも束の間、次の猫はすぐに現れた。急峻な傾斜地に展開する住宅地は高低差が激しく、行く手のキジ白もかなり眼下に見えている。
手を止めて警戒する若い麦わら。ここが当てにしていた猫拠点だけど、今日はどうかなー。
初めてここを訪れたのは2016年1月の横浜線猫行脚だった(こちらの記事)。夥しい数の猫が現れて腰を抜かしそうになったものだけど、あの時のメンバーはもういないかなあ。
さっきのクリーム渦白もそうだし、この子もキジ渦白。初めてここへ来た時に最初に見たのも茶渦白だった。渦巻き模様はmcmcの劣性遺伝なので、見た目は普通のトラ模様でも、潜在的にヘテロ(Mcmc)で持っている個体が相当いるものと思われる。
こちらの茶渦は去年も見かけた子。顔つきがだいぶ違って見えるけど同一人物。
もともとここは渦巻きが多いこと以外、特定の毛色に偏った場所ではなかったが、最近は茶系の比率が上がってきているように見える。この子のほかにも民家の敷地の奥などで数匹の茶トラを見かけた。
たいていの猫は日陰で行動しているが、たまに日なたに出てくるのもいる。このころ気温は28.1℃(横浜アメダス)に達していていて、日に当たっているとニンゲンでも結構辛い。
サビは去年も見かけた子。だいぶ印象が違っているのは日差しのせいかな。
横浜の猫ヶ丘とでも呼ぶべきこのエリアは平山の猫ヶ丘に比べると範囲が狭く、猫密度が高い。同じ場所を何度も行き来して不審に思われるのもアレなので、そろそろお暇しようかな。
ちなみに今日の気温は38.1℃まで上がり、明日以降も8月3日ごろまで連日36〜37℃が予想されている。今年の夏は気を抜いたら死ぬかも。