昨日とは打って変わって今日は気温が上がらず、八王子アメダスでは10℃以上も低い6.6℃に留まった。昨日は暑くて厚着した自分を恨んだが、今日はもっと着れば良かったと後悔するくらいで、夜勤の服装選びは本当に難しい。これが猫となるとシーズンによって毛の量が変わるとはいえ、すぐに着たり脱いだりできるものではないので、いったいどのようにして体温調節しているのだろうと不思議に思ったりもする。寒い時はちんまりして毛を逆立てたり、暑い時は地面に伸びて放熱するなどしているものと推測するが、その方法でどの程度の気温差まで対応できるのかは興味深い。以前、Googleのストリートビューを眺めていた時、ノルウェー最北のGjesværという街で短毛の白猫を見つけて驚いたことがある(こちら)。恐らく飼い主がいて住む家もあるのだろうが、北緯71°、年間平均気温は氷点下2.4℃という場所に外猫がいるのだから、彼らの適応能力は我々が考えているよりも遥かに優れているのかも知れない。
明日は私物のパソコンを持って出勤するので散歩はお休みすることにしていて、今日はその分も頑張るつもりだったが、右足の痛みが取れない上、新しい靴がなかなか馴染まず、左足にも激しい痛みがあって歩くのが辛かった。散歩自体の距離は4.8kmとさほどではなかったが、電車の車窓から猫を見つけて途中下車するなどして、階段の上り下りも余計にあったので、休み休みじゃないととても歩き切れなかった。
車窓から見つけた猫は小田急の鉄道用地の奥にいて動かず、30分のロスを生んだだけかと一瞬がっかりしたが、その近くにもう1匹いてくれて救われた。
めっちゃ訝しんでいるところを1枚。近くの民家の縁側に猫ボックスが置いてあったので、そこで暮らしている子かも知れない。
切れ長の目元が涼しげ。寒い日はこのように背中をこんもりさせて毛を逆立てているのだろうな。
行く手の路地を散歩帰りと思しき猫が横切った。舌を鳴らして立ち止まってもらったところ。
近寄るのが早すぎて警戒されてしまった。この家では何匹かの黒白が暮らしていて(この子やこの子やこの子)、中には人懐っこいのもいるので勘違いしちゃったみたい。
最近あまり猫を見かけなくなった暗渠みち。今日は珍しく見える場所に出ていた。
以前はたくさんの猫がいたのでどれが誰だか整理できていないが、ほぼ必ず会えていた常駐のキジトラを見なくなったのが淋しい。
ここには尻尾だけ黒い黒白と茶トラ白もいるはずだが、今日はどちらも見かけなかった。
かつてこの一帯には水田が広がっていて、この路地も暗渠化された水路になっている。ネズミ番の末裔と思しき猫は顔だけ出してこちらを窺っている。
カミツキネコの路地に馴染の黒白を訪ねてみた。向こうもちょうど外出から戻ったところのようだ。
最近よく会う鉢割れさん。1本だけ残ったボウリングのピンみたいな楚々とした佇まい。
この子には曇った日に会いたかったのでちょうど良かった。訪ねれば高確率でいてくれるけど、冬場は天気が良すぎて可愛らしく撮れないんだよね……。
最後に揺れる想いの駐車場を訪ねてみたものの、先月13日に続いて2回連続で不在。バスの発車時刻が近づいているので最寄りのバス停へ向かっていると、塀の際に若いキジトラが座っていた。
近寄ると近所の民家へ逃げ込んで、数分経つとこうして塀の際に出てくる。何か気になるものでもあるのかしら。
4回ほど同じことを繰り返して時間切れとなり、撮った写真はこれが最後になった。今日は向ヶ丘遊園で途中下車したため帰宅が13時半と遅く、マコちゃんは猫ベッドで丸くなっていたので浮気報告会はお流れになった。妻によれば俺が帰宅する数分前まで庭に武蔵が遊びに来ていたそうで、もう少し早く帰るんだったと臍を噛んだが、元気にしているならまた会う機会はあるだろう。