今日の猫散歩は、南武線猫行脚シリーズの第2回となる尻手~矢向。昨日よりも暑くなると思っていたが、雲が多かったせいか、八王子の最高気温は昨日とほぼ同じ25.4℃だった。夜勤を終えて会社を出たのが11時とやや遅く、散歩開始地点の尻手駅に着いたのは12:20。スーツで歩き回るのは暑くてきつかったが、まだ生命の危険を感じるほどではなく、猫行脚のコマを進めるためには、真夏になる前に少しでも登戸に近づいておかなくてはならない。登戸以北なら、朝の出勤前に寄り道することも可能になるからだ。
……そういうわけで、やおら尻手から歩き始めたが、この暑い日の真っ昼間に猫なんか出てやしない。「もしかして俺は大変な徒労をしているのではないだろうか」と、自分の行動に自信が持てなくなったころになって、ようやく日陰で涼んでいるのを発見した。尻手駅を出発して30分後のことだった。
最低3匹カメラに収めないと次に進めないからな。そーっと、そーっと。
実は人懐っこかった塀の上のキジ白と別れてすぐ、道端を行く猫に遭遇。猫って1匹見つけると次は早いんだよな。
前回に続いて、今日の散歩も横浜市と川崎市を行ったり来たり。市境近くでこそこそしているのを発見。
黒を撮って振り向けば、そこは団地の片隅。草むらに折れ耳のキジ白がいた。
猫散歩を始めてから、折れ耳の野良を見かけるのはこれで2匹目(1匹目はこちら)。Fd遺伝子によるものかと思ったけど、耳朶がしわしわになっていてスコティッシュフォールドとは様子が違うようだ。
散歩開始から1時間半が経過して、そろそろ体力の限界を感じてきたため、矢向駅へ向かうことにして路地を歩いていると、日陰で伸びているのが目に入ってきた。
これから秋になるまでは、こういう風体の写真が増えることになる。俺も家に帰ればこんなんだけどさ。