インドジンウソツカナイの種を蒔いたのはサチコがまだ元気な4月18日のことだった。まさかそれから1ヶ月あまりで別れることになるとは想像もしていなかったが、インドジンウソツカナイはその後もすくすくと育ち、今日ついに収穫することと相成った。唐辛子の栽培は以前にも何度か経験があって、中には激辛で有名なハバネロやブート・ジョロキアといった品種もあったので、どういう風に育つかはある程度予想していたつもりだったが、思った以上に大きくなって、猫デッキに置いておくと家事に差し支えるようになったので、2鉢あったうちの1鉢はお役ご免として庭に出した。どちらの鉢にもまだまだ実はなっているが、カレーに入れるとしても一度に1〜2個程度だし、米びつの虫よけはそれ専用の製品を買ってまだ余っているし、昔のように辣油を作るような情熱もすでにないし、取れすぎて持て余しているというのが正直なところ。だったら何で植えたのかという話になるが、植物の成長は季節の移り変わりとリンクしているので、見ているだけでも楽しいんだよなあ(今年の場合は単に暑いだけだったけど)。
さて、猫の方は昨日の続きということで、猫ヶ丘をあとにして次に遭遇したのは田園地帯の猫拠点。暴れん坊将軍・伝説の彗星回における彗星落下疑定地付近でキジトラを発見。
侵入者に反応しているのが背後にもう1匹。あれは毎度お馴染のゴージャスなキジトラ。またの名を三角おにぎり。
この子に会うのはいつも早朝なので、今朝みたいに日差しが強烈だと毛並みがきれいに写らない。冷蔵庫にカラーネガフィルムが1本あるから、もう少し涼しくなったら防湿庫で寝ているSuper Aで撮影してみようかな。
……で、先ほどの短毛のキジトラ。2019年から2020年にかけて、この近くでキジトラの子猫が何匹も生まれて(一例)、そのどれかだったら嬉しいと思うんだが、白斑がないし光彩にも目立った特徴がなくて同定は無理。母親と思しきキジトラは2023年4月を最後に見なくなった。
巨大三毛の暮らすとある路地。手下どもが日陰で寛いでいた。
強烈な逆光を避けて移動しているうちに1匹逃亡。天気が良すぎて色々と面倒くさい。
いつもは懐いてくれる茶トラ白も車の下に隠れちゃった。肝腎の巨大三毛も姿を見せず、暑い日が続いてどこかでバテているのかも知れない。
毛皮を乾かしているのかしら。台風の雨でだいぶ湿気ているからなあ。
民家の敷地にも毛皮乾かし中の猫がいた。大胆に転がっているね。
俺が猫好きと察したのか、一層コケティッシュに振る舞うキジ白。可愛いねえ。
台風が通りすぎてから少しだけ酷暑が和らいだようで、天気予報を見ると明日だけは36℃が予想されているものの、その後2週間は35℃に達する日がなくなっている。とはいえ暑い夏が普通の夏に戻ったぐらいのレベルであり、秋が近づいているという実感は微塵もないし、どこかへ出かけようという気にはまだまだなれない。近所の田んぼでは実った稲穂が頭を垂れているが、こんなに暑いのによく耐えられたなーと感心している。