秋を満喫するにも行楽地は人がいっぱいで落ち着かないので、静かな環境で猫散歩を楽しむべく、今月は年休を今日と25日の2回取ってそれに備えている。行き先はどちらかを三浦、どちらかを奥多摩と決めていて、どう割り当てるかは天気次第ということにしていた。雲一つない快晴だった今日の散歩地に三浦を選んだのは、いつもの猫拠点で富士山が見られることを期待したからだが、富士山を別にしても、こんな快適な日に三浦を選んだのは大正解だった。海のある街で育った俺は山より海辺のほうが落ち着くし、波の音を聞いているだけで心が癒される。肝腎の富士山はここのところの晴れ続きで空が霞んでいたため薄ぼんやりとしか見えなかったが、そこに住む猫たちの元気な姿を見られたので何の問題もなかった。
今日撮った写真はまだ整理できていないが、たぶん3〜4回に分けて載せることになると思う。今はまだ疲れが残っている上、明日も早朝から千葉方面へ出かけるつもりなので、散歩開始前に駅の周囲で見かけた猫たちを軽く紹介して次回へ繋ぐことにする。
11月中旬という晩秋の時期に三浦を訪れるのは初めてだったが、駅前で太陽光充電する猫は今日もいた。
遠目にも分かっていたけど、馴染のキジ白ではなかった。7ヶ月会わないうちに代替わりしたのかしら。
通勤の雑踏を避けて日陰へ。この子も知らないわけではないけど、たぶん1回ぐらいしか見たことない。
初めてこいつに会ったのは2018年3月。4年半というと人間換算で18年ぐらいに相当するが、ややくたびれた外見にはほとんど変化が見られない。
駅裏の広い駐車場から斜面を見上げると、さくさくと落ち葉を踏む猫の足音が聞こえてきた。
微笑んだような顔つきのサバトラは3月以来の7ヶ月ぶり。気になる存在だがなかなか近寄らせてもらえない。
そろそろ先へ進もうと再び駅舎を通りすぎて国道沿いに出ると、大きな鳴き声で呼び止められた。
この子も駅前メンバー。空腹でも鳴くし満腹でも鳴く温度感の分かりにくい子。
撮った写真のほぼすべてが鳴いた顔だったが、そうじゃないのが1枚あったのでそれも載せとく。次回は海辺の猫たちを紹介する予定。