最近は心身ともに調子が悪く、今日もゆっくり休んでおいた方が良かったのかも知れないが、家でじっとしていると却って気が滅入ってくるので、朝のうちに少しだけのつもりで散歩に出かけてお昼前に帰ってきた。南武線沿線の知り合いたちに会えば少しは楽になるかなと思ったが、あまりそうもならずに夕方からお昼寝して現在に至る。
スタート地点の武蔵溝ノ口に到着したのは9時半前。去年10月に職場が変わってからというもの、完全事務職になって運動不足が著しく、たまには歩いた方がいいかなと思ったが、今日のところはシェアサイクルを借りていつもの猫峠へ。その途中にも何匹かの猫に行き会えたのは冬の暖かい日差しのお陰だ。
ここの猫が臆病なことは知っている。物置の上の二毛にはもう少し手前に出てきて欲しかったが、一歩前に出たら見えなくなるまで逃げてしまった。
誰かと思ったら、たまにここらで見かけるブラックスモーク鉢割れ。去年の9月下旬以来だけど元気そうで何より。
ところで何気なく使った古刹という言葉、どのくらい古いお寺を指すのだろう。感覚的には鎌倉時代ぐらいかなーと思って帰宅後に調べたら、明確な基準はないのだそう。このお寺は1522年の創建だそうだからまだ新しいかな?
寒い時は熱源に少しでも近づこうとするのが猫の性。我が家の2匹も朝起きてストーブをつけると、髭が焦げるんじゃないかというぐらい顔を近づけて温まっている。
空振りが続く揺れる想いの駐車場を覗いてみると、定位置に猫影が見えている。でもあれは遠目にも茶トラではないな。
車の下で寛いでいたのは相方の三毛。この子も去年9月以来だから久しぶりではあるんだけれど。
揺れる想いには去年6月に会ったきり。何度訪ねても空振りだし、そろそろ諦めた方がいいのかも知れない。
目つきや態度は友好的だけど、触ることはまだ許してもらえない。もう少し頻繁に来られればいいんだけど、南武線に乗る機会もめっきり減っちゃってなー。
民家の敷地に隠れているところをすかさず1枚。俺は自分の好きなことには粘り強い性格なのだ。
何が起きたのか飲み込めない顔つきのまま、立ち去る俺を見送っていた。
日が高くなるにつれて気温が上がり、猫の姿態も怠惰になってくる。次の猫は民家の壁際で丸くなっていた。
お昼寝を邪魔されて抗議の眼差し。たぶん隣の家が面倒を見ている子だと思う。
逃げかかったところを何とか宥めてもう1枚撮らせてもらった。話の通じるヤツで良かった。
ところでここ何日かの間、サチコが布団の中に入り浸りで、何度も出たり入ったりを繰り返すので寝不足になっている。階段を上ったり下りたり、ベッドマットに飛び乗ったり飛び下りたり、いい運動にはなっていると思うので、猫ドアをロックして締め出すことは考えていないが、これがずっと続くとなるとちょっとツライのである。隣のベッドでは妻が寝ているが、俺よりも体温が1℃ぐらい高く、猫にとっては暑すぎるらしい。