ブアイソーズの一日は7時きっかりに始まる。
夜明けとともに宴会場の公園には猫たちが三々五々集まってきて、やがて婆さんの登場とともにブレックファストが始まり、そしてそれは10分ほどで終わる。夏の間は7時でも充分明るいので、食事の始まる前から猫たちを観察できるが、今の季節はそんなに早く行っても暗くて写真が撮れない。したがって、着いた時には大方の猫たちが散ってしまって、残っているのはわずかな猫と後片付けの婆さんだけとなる。たまには俺のような人間が現れて、残った婆さんや猫たちと二言三言挨拶を交わすこともある。今朝の散歩もそんな感じで始まった。
最初に会った猫は、ブアイソーズ公園の手前の民家で。
今朝の気温は昨日ほど低くはなく、氷点下0.5℃ほど。それでも曇って寒かったせいか、冬毛が立って背中が尖っている。
ブアイソーズ公園に残っていたのは、すでに食事を終えた数匹の猫たち。
こいつは新顔かな。このあと少し毛繕いして、住宅街へ戻って行った。
このあとモノレールの柴崎体育館駅まで歩いたが、散歩時間に対して距離が長すぎたため、早歩きになってしまって猫は見つけられなかった。
仕事を終えて家に帰ってきたら、向かいのマンションの通路にいつものキジ白がいた。