人懐っこい小田原猫(1)


小田原市の猫

 遠出と言えるのか微妙なところだが、今日は早朝から小田原へ出かけて散歩してきた。家を出たのが6時で、かかった時間は2時間20分ほど。途中、町田までは座れたのでさほどでもなかったが、そこから小田原までが長かった。
 小田原には20代後半のころ仕事で時々行く機会があった。もっぱら小田厚道路や西湘バイパスを通っていたので、地元の道路はあまり知らないが、どっちを向けば海だ山だ川だぐらいは覚えている。街の雰囲気も猫がいそうな感じだった気がするので、気紛れで行ってみることにしたのだった。
 早川駅から散歩を開始して、まずは漁港へ行ってみたが、猫影はまったくなし。8時半の漁港というのが猫にとって早いのか遅いのかよく分からないまま小一時間ほど歩き、その後諦めて住宅街に入っていくと、駐車場の入口で茶色いのがにゃあにゃあ鳴いていた。
小田原市の猫

 こんにちは。山の方から来た猫好きの者ですよ。
小田原市の猫

小田原市の猫

 それって、ほげ顔? まさか俺の指の匂いでフレーメン反応とか?
小田原市の猫

 折れ耳の野良を見たのはこいつが初めて。スコティッシュフォールドで有名な折れ耳は、Fd遺伝子座の遺伝子型がFd-の時に発現する。かつて大流行したシャム猫やペルシャ猫が野良化・交雑して、外猫にカラーポイントや長毛が増えたように、折れ耳も今後増えていくのかも知れない。ただ、Fd遺伝子を持つ猫は、遺伝性骨形成異常症などの疾患も併せ持っている(というか折れ耳もその症状の一つ)。特に優性ホモのFdFdの場合は重篤化して、大奇形になる個体が多いそうだ。こいつも前足に小さな骨瘤があるようだった。
小田原市の猫

 人懐っこい折れ耳君と別れてすぐ、日陰に佇むサビに遭遇した。
小田原市の猫

小田原市の猫

 この子も人懐っこい。呼んだら日なたに出てきてくれた。
小田原市の猫

 くんくん。
小田原市の猫

「田舎者の匂いがするわね」
小田原市の猫

 丘の上から坂道を下りていると、土手下の草むらで寛いでいるのを発見。
小田原市の猫

小田原市の猫

 近寄ったら様子を見に来た。植え込みの向こうにも1匹いるね。
小田原市の猫

 可愛らしい顔立ちだねー。
小田原市の猫

「私のこと呼んだかしら?」
小田原市の猫

 最初に見つけたキジ白はこちら。みんな整った顔立ちだな。
小田原市の猫

 散歩開始から1時間半ほど経過して、通りかかった公園で休憩していると、巡回中と思しき茶トラが現れた。時間はいくらでもあるので、ちょっと追跡してみよう。
小田原市の猫

 とことこ。
小田原市の猫

「何だ、ついてきたのか」
小田原市の猫

「あら珍しいわね。お客様?」
小田原市の猫

 巡回を終えた茶トラは寛ぎモード。
小田原市の猫

小田原市の猫

 人懐っこい2匹とまったりしたあと、小田原駅に向けてさらに散歩は続く。
小田原市の猫

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