昨日から4連休に入り、タイミング良く天気にも恵まれたので、昨日は朝から猫探しに出かけた。散歩コースは西八王子～八王子の1駅間。このコースは今まで2回散歩したことがあるが、どちらも天気の悪い日で、気配は色々感じたものの、結果は今いちだった。この4連休は遠出するほどのお金もないので、前回感じた気配を確認すべく、じっくり時間をかけて歩いてみようと思い立ったのだった。ちなみに、昨日のうちに更新できなかったのは、散歩のあと羽村の父のところに行って、酔っ払って帰って来たからだ。今日は今日で朝のうちに散歩したので、それらの写真は2回に分けて載せることにする。
ではまず昨日の西八王子から。駅を出て3分後、とある施設の敷地の奥で、黒白が寛いでいるのを発見した。近寄りたいけどこの先は私有地。
……しかし法を犯すまでもなく、目が合っただけで逃げてしまった。
建物の陰に隠れて30数えて顔を出したら、別のに入れ替わっていた。
さらに30数えたら、2匹になっていた。手品を見てる気分。
過去2回の散歩のうち、線路の南側を歩いたのは去年の6月2日。あの時夫婦者らしき猫がいた廃屋は、取り壊されて更地になっていて、猫影は一切なし。当てにしていた場所が一つ減って、どうすんべと思いながら住宅街を歩いていると、道端に恰幅のいい黒白がいた。
本当に恰幅がいいからなのか、それとも長毛のせいなのか、つけた首輪はまったく見えない。
「何を言うか」
「ほれほれ、ちゃんとついてるだろ」
民家の敷地に入って行った長毛黒白を探していると、別の2匹が日なたぼっこしていた。
お立ち台の黒白が逃げて、キジ白に入れ替わり。
超音波猫よけ装置のところにも灰白が1匹。まだ若い感じだね。
「怪しいヤツが来たぞ。僕が追い払ってやる！」
「おま、おま、お前は何者だっ！」
通りかかった主婦の話によると、この辺りは猫の街だそうで、うろうろしていると次から次へと見つかる。車の下からこちらを凝視しているのがいるね。
緊張で顔が伸びている。数はいるけど、どうもみんな警戒心が強いな。
午後から羽村の父の家へ行く約束なので、少しずつ場所移動。次に見かけたのは、民家の玄関先で日なたぼっこ中のキジ白。
土曜日で人通りが多いせいか、目立たない場所で寛いでいるのが多い。しかし強力な猫サーチパワーは、それらの猫たちを順調に捕捉していく。
しょんぼり顔の茶トラ白。
「その子ふられちゃったの。そっとしておいてあげて」
鮮やかな梅の花の下で、1匹の黒猫がこちらを眺めていた。……でも、この写真はとても分かりにくい。
どう頑張っても、これ以上は顔を出してもらえなかった。
この続きと、今朝会った福生の猫たちは、後日掲載予定。
