昨日は家事手伝いにより散歩をお休みしたので、俺にとっては今日が久々の秋晴れとなる。出勤前の散歩コースは定番の東中野バス停~多摩センターを選んだが、行く先々の猫に構っていたら、4.3km歩くのに2時間もかかり、朝のコーヒータイムがほとんどなくなってしまった。この季節、天気さえ良ければたくさんの猫に会えるので、散歩するのがとても楽しい。
1匹目は見返りの三毛。猫民家の裏庭で朝ご飯を待っているところ。
オッドアイの白は近寄りすぎるとシャーを繰り出すが、以前よりはだいぶフレンドリーになった。
こちらに気づいて降りてきた。会うのは2回目なのに積極的な動き。
今のところこれが限界らしい。一歩前に出たらシャーと言って逃げてしまった。
ほかにもいるかなと思って奥を覗くと、陽だまりで馴染の茶トラが寛いでいた。古株だけあっていい場所を押さえているな。
順光側に回ると、きりっと座ってモデルになってくれた。話の分かるヤツで助かる。
分水嶺に向けて傾斜地の団地を通り抜けていると、巡回中と思しき三毛に行き会った。なんかもう固まってるみたい。
峠の緑地帯に差しかかってふと横を見ると、木立に2匹の黒白が佇立していた。
一方こちらはたまに見かける黒白で、ひげ袋の黒いぽっちが目印。Twitterのフォロワーさん情報によれば、さっきの黒白のお母さんだそうだ。いつの間にか出産していたんだねえ。
六花谷は今日も藪蚊がひどく、これじゃ5分もいられないと思いながら下を覗くと、常駐のボス的黒白がこちらを見上げていた。
甘い声で鳴きながら登ってきた。こんな蚊の多い場所に来てもらって悪いね。
今日の六花咪はいつにも増して上機嫌。にゃあにゃあが止まらない。
5分もいられないはずの谷に40分も留まって、猫たちと遊んで過ごした。写真は撮らなかったが、しばらく会っていなかった近所の茶トラも現れた。蚊には無数に刺されたが、どういうわけか俺はあまり影響を受けない体質らしく、掻かずに放っておけば腫れもしないし跡も残らない。ただしそんな俺もヌカカは苦手で、先日の竹富島では、猫にカメラを向けているとすぐに集ってくるので閉口した。一般的にはヌカカに刺されてもすぐに症状は現れず、翌日以降に激しい痒みと水脹れに襲われるそうだが、俺の場合は刺されてすぐに痒みと小さな腫れが生じ、掻かずに放っておくと2~30分以内にどちらも収まる。猫の場合もかなり個体差があるようで、藪蚊のひどいところでは、耳の裏を掻き毟って気の毒なことになっているのもいれば、ほとんど刺されていない(あるいは刺されても跡が残らない)のもいる。こういうことには血液型が関係しているのだろうと思っていたが、日本の猫は95%がA型だというから、ほかに原因があるのかも知れない。